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日銀金融緩和継続報道があったが、ドル円方向感なし。

【6/9相場概況】

東京時間、ドル円は朝方138.75円まで下落となるが、週末の実質5・10日(ゴトー日)の実需買いや日経平均の上昇を受け139.40円まで上昇。欧州時間、「日銀は来週15-16日に開く金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の維持を決める公算が大きい」との報道でドル円は139.72円まで上昇後139.02円まで下落。NY時間、ドル円は翌週の米CPI・PPIやFOMCなどを控え方向感なく139円台前半から半ばで小動き。

【6/12相場観】

日銀の金融緩和継続のニュースは、今更感があるが、一応上に反応。全般的には今週の米CPI・PPIやFOMC・日銀金融政策決定会合を控え様子見の展開となった。今週第一ラウンドは明日の米CPIで、荒い値動きとなりそうなので焦らず対応したい。
 
テクニカル的には、大きな変化はなく昨年10/21の高値151.94円から今年1/16の安値127.21円の下落に対し、50%戻し(139.57円)レベルで調整。一目均衡表は「三役好転」継続なので上昇トレンドも継続。目先138.42-140.93のレンジとなるので、どちらをブレイクしにかかるかに注目。
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20230612執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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