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ドル円、PMI・ISM非製造業指数が予想下振れで、139円台へ失速。

【6/5相場概況】

東京時間、ドル円は139.95円で始まると、5・10日(ゴトー日)の仲値買いで140.26円まで上昇。その後140円を割り込む場面もあったが総じて140円台前半で推移。欧州時間、時間外の米10年債利回りの上昇を受けドル円は一時140.45円まで上昇となるが、その後は上値が重かった。NY時間、5月米サービス部門PMI改定値が54.9(予想55.1)・5月米ISM非製造業指数が50.3(予想52.2)となると、米10年債利回りの低下とともに、ドル円は139.24円まで下落。その後、米10年債利回りが上昇に転じると買戻しが先行し139.57円でクローズをむかえた。

【6/6相場観】

新たな材料のない中、先週末の流れで140.45円まで上昇。しかし、5/30の高値140.93円を意識してか、その後は上値の重い展開となった。そのタイミングで弱米経済指標が出て139円台前半へ売り込まれた。来週が米CPI・米PPI・FOMC日銀金融政策決定会合など大きなイベントが多数あるので、今週はレンジをブレイクする動きにはならないのではないか。
 
日足一目均衡表では「三役好転」継続。テクニカル的には、200SMA(単純移動平均線)を割り込まない限り右肩上がりの流れが継続中とみる。
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20230606執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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