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米ADP・JOLTS予想下振れ、ドル円は149.09円まで下落。


【3/6相場概況】

東京時間、ドル円は150円を挟み揉み合い。パウエルFRB議長の議会証言を控え様子見。欧州時間、「日銀が今月18-19日に開く金融政策決定会合では、一部出席者がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通し」との観測報道が伝わると、ドル円は149.32円まで急落。その後は149.86円まで買い戻された。NY時間、2月ADP全米雇用報告・1月雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下振れると、ドル円は149.09円まで下落。尚、パウエルFRB議長の議会証言では、「利下げにはインフレに関するさらなる確信が必要」、当面はデータを見極める従来通りの姿勢を強調。また「年内のいずれかの時点で利下げが適切になる可能性がある」「今年の利下げ開始時期やペースは景気次第」「慎重かつ思慮深く、利下げの決定を下すべき」などと述べた。市場では、従来の内容通りと受け止められ大きなサプライズはなかった。

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