ドル円、米10年債利回り上昇受け3日続伸。
【5/8相場概況】
東京時間、ドル円は仲値で本邦実需の買い観測などで155.27円まで上昇。鈴木財務相から円安けん制発言が出たが、マーケットの反応は限定的。欧州時間、植田日銀総裁が「急速かつ一方的な円安は日本経済にマイナスであまり望ましくない」「為替はファンダメンタルズに沿った推移が重要」などと発言すると、ドル円は下押しとなるが、マーケットの反応は一時的だった。NY時間、米10年債利回りが上昇すると日米金利差が意識され、ドル円は155.68円まで上昇。また、コリンズ米ボストン連銀総裁は講演で、「インフレ率を目標の2%に戻すには米経済活動の減速が必要」「利下げを早期に実施することにはリスクがある」などと発言した事もドル円の下支えとなった。
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