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ドル円、新たな材料は無。翌日のパウエルFRB議長発言控え様子見。

【3/6相場概況】

東京時間、ドル円は135.93円で始まると、時間外の米10年債利回りの低下を受け一時135.36円まで下落。その後は、時間外の米10年債利回りの低下が収まると、ドル円は135.80円前後まで買い戻された。欧州時間、ドル円は上値が重く135円台半ば中心に小動き。NY時間、対欧州通貨や対オセアニア通貨でドル買いが先行すると、ドル円は一時136.19円まで上昇。その後は、翌日のパウエルFRB議長による議会証言を前に様子見ムードとなり135円台後半で推移し135.90円でクローズをむかえた。

【3/7相場観】

新たな材料はなく、動意薄。3/3の下落を引きずるかと思われたが、安値135.36円で下げ止まった感じがする。今日明日のパウエルFRB議長議会証言・明日3/8の2月ADP雇用統計・3/10の米国雇用統計と週末に向け注目イベントがある。全てが無難に通過する事は考えにくい。
 
テクニカル的に大きな変化はない。日足一目均衡表では「三役好転」継続。200日SMA(単純移動平均線)を超えられず、今一歩上昇の波に乗り切れない感じである。今週の経済イベントでポジティブ要因がでれば、もう一段の上振れがあると予想する。
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20230307 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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