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ドル円、米PCEデフレーター鈍化で下落後、ロンフィクで買い戻される。


【2/29相場概況】

東京時間、高田日銀審議委員の「2%目標の実現がようやく見通せる状況になってきた」との発言を受け、日銀のマイナス金利解除観測が高まり、本邦長期金利が上昇。円買いが先行し、ドル円は149.70円まで下落。その後に同委員が「出口戦略では、どんどん利上げすることではない」と発言するとドル円は150円台まで買い戻されるが、再び150円を割り込んだ。欧州時間、ドル円は149.62円まで下落後、米10年債利回りの上昇で150.15円まで買われるが方向感なし。NY時間、1月米PCEコア・デフレーターが予想通りとなったが、前年同月比から鈍化したことを受け、米10年債利回りが低下するとドル円は売りが先行。2月米シカゴ購買部協会景気指数・1月米住宅販売保留指数が相次いで弱い結果となり、米10年債利回りが更に低下するとドル円は149.20円まで下落。その後、月末のロンドンフィキシング(日本時間1時)にかけてドル買いのフローが観測され、150円台を回復。

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