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予想通りの米雇用統計を受けて米景気に対する過度な懸念が緩和。
【4/7相場概況】
東京時間、ドル円はグッドフライデーで海外市場参加者が不在という事もあり131円台後半で方向感なく推移。NY時間、3月米雇用統計では非農業部門雇用者数が23.6万人(予想23.9万人)・失業率が3.5%(予想3.6%)・平均時給は0.3%(予想0.3%)と予想の範囲内となり、米景気に対する過度な警戒が緩和。次回FOMCでの利上げ余地が出てきた、との見方で、ドル円は132.37円まで上昇。
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【4/10相場観】
発表前の、ADPやJOLTSなどの米雇用系指標が弱い数字が続いただけに、米国雇用統計は、下振れ予想と見方が多かったが、結果はほぼ予想通りとなり、予想以上にドル円は反発となった。次回FOMCでの利上げ余地が出てきた、との見方のようだ。しかし、個人的見方として完全復活には、まだ懐疑的である。本日が、イースターマンデーで欧米の参加者が不在の為、明日以降の流れを確認したい。
先週末132円台となったことで、一目均衡表の雲上限を上抜け、「三役逆転」が解消。本日時点の雲下限が132.15円となっており、現在このレベルでもみ合っている。上昇トレンド復活との判断は、137.91円-129.63円に対する50%戻りである133.77円の突破が必要とみる。
情報・目標値段など、随時Twitter(https://twitter.com/eva_endo)で公開。
前回分はこちら
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20230410執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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