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休場明け、米長期金利上昇を受けドル円3日続伸。

【12/27相場概況】


東京時間、時間外の米10年債利回りの低下を受け132.63円まで下押しとなるが仲値で実需の買い観測で133円台を回復。その後は方向感なく133円台前半で推移。欧州時間に入ると、円売り・ドル買いが先行。NY時間、米10年債利回りの上昇をきっかけにドル円は133.59円まで上昇。11月米卸売在庫・10月米ケース・シラー住宅価格指数が予想を上振れた事もドル円をサポート。

【12/28相場観】


昨日は、英国がクリスマスの振替休日のため休場で商いは薄かった。ドル円は堅調だったがレンジブレイクするほどの勢いはなかった。今週はこのまま穏やかにクローズをむかえそうだ。

月足一目均衡表で見てみると、三役好転(強い買いシグナル)継続中。気になる点としては日銀ショックによる安値更新が、転換線を割り込んだ点である。今月長い下髭の陰線となっているので、年明け1月の足が陽線となれば
まだ、上昇トレンド中の調整の下げにもみえる。1月の足が安値更新となった場合には、10月の高値が天井となる可能性が高いので、1月終了時のローソク足に注目したい。

※上下の目標値はTwitterで随時配信

2022/12/28 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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