米小売売上高が予想下振れ、最近の米経済指標が、若干弱い感じがするが、ドル円が強く売り込まれる感じではない。そこに植田総裁発言である。7/27-28の日銀金融政策決定会合で、金融政策変更との観測が後退。当日までわからないが、日銀が金融政策現状維持となれば、かなりの巻き返しによる反発があるのではないか。
日足一目均衡表でみると、雲突入を回避。しかし、雲上限が右肩上がりなので、横ばいで推移した場合、雲の中に突入で、好転が解消。反発をフィボナッチで計測すると、145.07円-137.23円の下落に対し38.2%(140.22円)・50.0%(141.15円)を超える動きが出なければ「押し目」と判断はできない。
ここで、仕掛けるとしたら、200SMA(200日単純移動平均線)の137円レベルに売りのストップロスを入れて買いで攻めてみたい。
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20230719執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保