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米小売予想下振・米鉱工業生産など予想上振で、ドル円4日続伸。
【5/16相場概況】
東京時間、ドル円は136.10円で始まると、136円を挟む小動き。欧州時間、135円台後半で方向感なく推移。NY時間、4月米小売売上高が前月比0.4%と予想0.8%を下振れると、ドル円は135.64円まで急落。しかし、コア指数が予想通りとなると急反発。その後、4月米鉱工業生産・5月NAHB住宅市場指数が予想上振れとなると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行し、ドル円は136.68円まで上昇。
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【5/17相場観】
ドル円は、激しい動きの中4日続伸。4月米小売売上高は予想を下振れたが、大崩れの数値ではなく、続く米経済指標が強い数字となると一気に137円手前まで上昇。米債務上限問題は懸念されるところだが、バイアスは上向き。
日足一目均衡表では、雲の帯が細く売り買い拮抗の中「三役好転」継続。テクニカル的に昨日の高値136.68円は、151.94円から127.21円の下落に対する戻り38.2%(136.65円)レベルまで反発。半値戻し(50.0%)の139.54円を意識してしまう。ここからは200日SMA(単純移動平均線)を超えるかがポイントになりそう。今年に入り2回200SMAを超えたが、いずれも滞空時間は短く失速となった。200SMAを完全突破となれば夏場にかけて大相場になる可能性が出てきた。
情報・目標値段など、随時Twitter(https://twitter.com/eva_endo)で公開。
前回分はこちら
20230517執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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