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ドル円は、米長期金利上昇で上昇となるが、米債務上限問題がブレーキ。

【5/8相場概況】

東京時間、ドル円は134.88円で始まると、GW明けの本邦勢による断続的な買い観測で135.29円まで上昇。仲値後、本邦実需の売り観測や時間外の米10年債利回り低下などを受け134.64円まで下落。欧州時間、ドル円はクロス円の上昇を受け135円台を回復。NY時間、ドル円は、米10年債利回りの上昇を受け135.22円まで上昇。その後、米債務上限問題を懸念しNYダウ平均が急落すると、ドル円は134.65円まで下落。その後は、米10年債利回りの上昇もあり、ドル円は135円台まで買い戻された。

【5/9相場観】

GW明け、無難な動きとなった。新たな材料がない中134円台後半から135円台前半で小動き。比較的底堅さが感じられた。マーケットの焦点は明日5/10の米CPIに移行という感じである。
 
日足一目均衡表では、「三役好転」を維持。5/4の陰線に対し、2日連続で陽線引けとなり、続落の警戒感は薄らいだようだ。5/3の雲のネジレから6/2まで、雲が細く交差しており、売り買いのバランスが拮抗。本日は、大きく注目される経済指標もなく、小動き継続とみる。
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20230509執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保

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