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ドル円、連休明けクロス円の上昇に連れるが上値は限定的。


【12/26相場概況】

東京時間、ドル円は、142.20円台中心の小動き。欧州時間、英国・ドイツなどが連休の為、ドル円は方向感なく142円台前半で推移。NY時間、連休明けの米株が上昇すると、リスク・オン状態となり、クロス円の上昇を受けドル円は142.63円まで上昇。しかし、その後は上抜ける動きはなく失速。

【12/27相場観】

欧州が連休ということもあり、取引参加者が減少。142円台で方向感がない。本日は、月末・期末・年末のスポット応当日※となり本邦実需の突発的動きに警戒。
※為替の取引は、約定の2営業日後に現物(外貨)の受け渡しとなるため、本日が月内に外貨を調達する最終日。
 
日足一目均衡表では、「三役逆転」点灯中。転換線と基準線の下降が継続。雲が12/21に高値を付け、下降が始まっている。雲先端(本日から26日後)の帯が厚くなり始めており、上値は、更に重くなりそう。12/29に雲ネジレ(変化日)があり、念のため注意。

下落目途の計測を更新。地合いの弱さは継続で、下割れに警戒。下値目標は①141.46(D61.8%)・②140.94(12/14安値)・③140.21(C61.8%)・④139.55(A50.0%)・⑤139.31(D100%)。

※チャート・表などは筆者作成
情報・目標数値など、随時X(旧Twitter)で公開。
前回分はこちら
20231227執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保


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