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α9Ⅲ まもなくフィールドへ グローバルシャッターで起こる革命とは・・・


α9Ⅲ 1月26日発売となる大注目のカメラボディ

 2024年の幕が上がった。そして1月26日(金)、自分を含め多くのカメラユーザーが注目するソニーα9Ⅲが発売となる。私は、予約受付開始と同時にソニーストア札幌へ予約を入れ、発売日の開店時刻となる午前11時にソニーストア札幌へ出向き商品を受け取る予定だ。ちなみに一緒に発表となった新レンズ FE 300mm F2.8 GM OSS  も予約を入れたが、こちらは予約殺到のため2月2日の発売日に受け取れるという連絡はまだ入っていない。
 私はα9Ⅲを受け取ったらすぐに、北海道内で数日の慣らし撮影をしたあと、奄美大島へ飛んで固有の野鳥などの野生生物を撮影する予定を組んでいる。この撮影を通して、このカメラボディが起こすであろう革命を、少しでも早く体験し、解き明かしたいと考えている。
 さて、α9Ⅲのどこが革命的なのか、SONY発表のweb情報などを根拠に、順に挙げていくと次のようになる。

  • 世界初!  グローバルシャッター方式のフルサイズイメージセンサーを搭載

  • CMOSイメージセンサー Exmor RS(TM) × BIONZ XRで実現する120コマ/秒の高速連写

  • 高速連写での撮影を助けるブラックアウトフリー

  • 最高約120回/秒の高速演算による高精度なAF/AE追随

  • 連写時1/16000秒、単写時1/80000秒の高速シャッタースピード

  • シャッターを切る前の瞬間をさかのぼれるプリ撮影

  • 連続撮影中の連続撮影速度を一時的に変えられる連写速度ブースト

  • 動画撮影時でも静止画と同じ感覚で操作できるリアルタイムトラッキング

 これがすべてではないが、列挙しすぎるとさらにわからなくなるのでこの辺にしておくが、すでに意味不明の単語が含まれていて理解できないという人も多いのではないか。プロとしてαを愛用している私は、カメラのメカニズムを十分理解して使っているかといえば、決してそうでもない。
 カメラはその仕組みを理解しなくても、使い方を覚えて慣れさえすれば、誰でも使うことができる。だから無理に理解する必要はないのだが、この機材の最大の革新部分である「グローバルシャッター」を搭載した意味ぐらいは、なんとなくでもいいから理解しておいて損はないし、このカメラの活かし方もイメージできるのではないか。
 α9Ⅲのソニー公式webサイトのほか、参考になるサイトのリンクを貼るので、グローバルシャッターについてこちらをご覧いただきたい。

ソニー公式ホームページ
価格.comマガジン
東京写真部YouTube

 次回は、α9Ⅲの動画における期待について、チェックポイントを上げてみたい。




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