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#1524 課題を深化させる

樋口万太郎氏の『シン課題づくり』を読んだ。

以下にポイントをまとめていく。

・課題2.0のポイント
 ①具体的な数を入れた課題にする
 ②達成できそうでできない(数値設定の)課題にする
 ③「納得する」といった正解のない課題にする
 ④達成するための見通しが見えやすい、
  自分は何をすればいいのかがわかりやすい課題にする
 ⑤答えのない課題にする
 ⑥自分自身が楽しい課題にする
 ⑦自分たち自身で選択・決定する機会がある
 ⑧非日常的な課題にする
 ⑨各教科の見方・考え方を働かせることができる課題にする
 ⑩考えるための視点を与える課題にする
 ⑪子どもの悩みや疑問や好奇心や問いなどから生成される課題
 ⑫既習事項や既有体験、他者とのズレがある課題にする
 ⑬意見の対立・拮抗が生じるような課題にする

・課題2.0の特徴
 ①子どもが考え出したくなる
 ②子どもがグループで取り組みたくなる
 ③子どもが表現をしたくなる
 ④子どもがタブレット端末を使うことのよさを感じる
 ⑤子どもが見方・考え方を働かせる
 ⑥子どもが深い学びを実現する
 ⑦子どもたちに問いが生まれる
 ⑧自分たち自身で選択・決定する機会が多い
 ⑨子どもの問いが課題になる
 ⑩よい課題は次の課題へとつながる

・シン課題について
具体的であった「課題2.0」が抽象的になる。
つまり、学び方を身に付けた子どもたちにとっては、具体的な課題は必要ではなくなる。
これを「シン課題」と言う。
※「考えよう」「まとめよう」「説明しよう」など

以上、課題を深化させるためのポイントを整理した。

課題づくりの参考にしていきたい。

では。


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