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#1744 分散学習をしよう

学習のプロセスで一番効果的なのは、「分散学習」である。

一度学習した内容を、一定の期間をあけて、繰り返し復習することが重要なのだ。

これにより、効果的に内容を記憶することができる。

よって、「一度学習したら定着する」というのは幻想なのである。

一度学習しただけでは、脳にうまく定着しないのだ。

一定の期間をあけ、繰り返し復習することで、内容を記憶することができるのである。

なので、漢字の学習についても、新出漢字を授業進度と合わせてゆっくり進めるのはナンセンスなのだ。

新出漢字を一通り学習したからといって、覚えられるわけではない。

新出漢字を早め早めに学習し、一通り学習し終えたら、また最初から復習し直すことが必要なのだ。

何周も何周も繰り返し学習することで、記憶されていくのである。

算数でも同様である。

一度学習したからといって、その単元の内容をずっと覚えておくことなどできないのだ。

なので、過去に学習した単元の問題を定期的に復習することが必要となる。

そのために、復習プリントなどを活用し、期間をあけて学習していくことが効果的となる。

学期末にはよく「学期末テスト」が出される。

これで悲惨な結果になるのは、それまでに復習をしていないからである。

教師が復習の機会を与えていないからである。

「分散学習」を意識し、それまでに繰り返し学習内容を復習することが求められる。

これにより、「学期末テスト」でも良い結果が得られるようになるのだ。

分散学習を意識した習熟指導をしていきたい所存である。

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