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#863 子どもに嫌われるのを恐れない

教師は「子どもに嫌われてなんぼ」の職業である。

子どもに嫌われるのを恐れてはいけないのである。

「子どもに好かれたい」というのは、教師のエゴでしかない。

しかし、教師の仕事は「子どもに好かれること」ではない。

教師の仕事の本命は、子どもの学力向上である。

これを成すことができない教師は、職務を全うしているとは言えない。

「子どもに嫌われないようにする」ことと「子どもの学力を向上させること」を比べたとき、後者の方を優先しなければならないのだ。

そう考えると、子どもに媚びを売ったり、子どもの顔色を伺ったり、子どもへの叱責を躊躇したりするのは本末転倒である。

これは「子どもに嫌われたくない」という教師のエゴである。

しかし教師は、一部の子どもに嫌われたとしても、授業を成立させるために、教室内の秩序を維持しなければならない。

ときには、厳しく子どもを叱責しなければならない。

子どもに嫌われることを恐れてはいけないのである。

子どもに嫌われることを恐れず、学力向上のために、教師のすべきことを優先する。

それが結果的に「質の高い授業」につながり、子どもたちの満足感につながるのだ。

一部の子どもに嫌われたとしても、結果的により多くの子どもの満足感につながるのである。

教師である以上、子どもの学力向上を優先しなければならない。

子どもに嫌われることを恐れず、自分の信じた指導をし続けていきたい。

では。

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