#1538 子どもへの言葉かけに注意する
今回は、親として子どもへの言葉かけの際に注意する点を整理していく。
・子どもを縛る拮抗禁止令
※直接言ってはいないが,同等の言葉を使っていることになる
①完全・完璧であれ
②他人を喜ばせ,満足させよ
③努力せよ
④強くなれ
⑤急げ
・13の禁止令
①存在するな
②何もするな
③成長するな
④感じるな
⑤お前であるな
⑥子どもであるな
⑦近寄るな
⑧考えるな
⑨成功するな
⑩自分のことでほしがるな
⑪健康であってはいけない
⑫重要な人になってはいけない
⑬所属してはいけない
・人に迷惑をかけるな
→ 迷惑はお互い様,困っていたら助けよう
※人に助けを求めることは重要なこと
・やめなさい
→ 周りの人がハッピーになるように行動しなさい
・水たまりがあるから避けて → 濡れちゃったね ※たくさん失敗させる
・ほめられて調子に乗るな → 調子に乗るくらいほめる
※「したこと」「もっていること」ではなく,「であること」をほめる
・ほしいものはお小遣いで → ほしいものがあったらプレゼンしてみて
・将来なりたいものないの?
→ こういうことをするのが面白いんじゃない?
・はい,はい,ジュースね → 喉が渇いたの? ※ヒドゥンニーズ
・みんなやっているよ → 今は~の時間だよ
・今忙しいからあとで → 今~をしているから,〇分待っていてくれる?
・大人同士の会話に入るな → ちょっとだけあいさつしてみる?
・早くしなさい → 早くするためにはどうしたらいい?
・勝手にしなさい,もう知らない
→ このあと忙しくて~しないといけないから,お願いね
・あなたのためを思って言っているの
→ 今こういう状況だから難しいんだ
・パパが我慢するよ → パパはこんなにラッキーなんだよ
・今日は学校どうだった? → 今日は~で遊んだの?
※クローズドクエスチョンから
・うちの子なんて → この子はこれが本当にうまいのよね
※アピール力をつける
・この子はいつも~なの → 今回は~だったね ※ラベリングしない
・お兄さん,お姉さんだから我慢しなさい → 個性を重視する
・矛盾したメッセージ → ダブルバインド(人生脚本)に気づく
・勉強しなさい → この計算,練習してみない?
・もうちょっと頑張れたね → どう思った?
※大人が優秀だと指示待ち人間になる
・何回言ったらわかるの? → 今,やってみせた通りにやってみて
・いいかげんにしなさい → ルールを共につくる
※大人自体がルールにならないようにする
・やる気ないの? → すごくやる気あるじゃん
①やってみる ②できるようになる ③やる気になる
・集中しなさい → 集中できない要因を取り除く
・片付けなさい → 元あった場所に戻そうね ※具体的行動を示す
・ちゃんとしなさい → お父さんみたいにやってごらん
・なんでそんなことするの? → それをするのはよくないと思うよ
※Iメッセージ
以上、子どもへの言葉がけの際に活かしていきたい。
では。
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