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戸畑から世界へ!マドリード・フュージョン2023に招待された照寿司へインタビュー!

2023年1月23~25日、世界のシェフたちによる料理学会「マドリード・フュージョン2023」がスペインのマドリードで開催された。今回、日本人として招待されたのは北九州、そして現在は世界の鮨界を代表する「照寿司」。今回はいまや日本のみならず世界で活躍する照寿司にテリヤキがインタビューをさせてもらいました。

「マドリード・フュージョン」とはスペイン国内はもとより、世界中から今最も注目されているシェフを集め、その技術や研究を発表する料理サミットである。

――実際、「マドリード・フュージョン」でどの様な事をお話しされたのでしょうか?


僕は世界ではじめて「カウンターの寿司」をエンターテインメントにしたと思ってるんです。まさに「魅せる寿司」です。
戸畑という地方都市から、なぜ私がここまで来たのか、その長いサクセスストーリーを、500〜600人くらいの聴衆の前でお話しさせていただきました。

巨大な会場は満席で最後はスタンディングオベーションで大盛り上がりでした。立ち見はマドリードの三つ星レストラン「DIVERXO」か僕くらいです。その時に照寿司が海外で受け入れられているんだなと実感しました。

――まさに世界の照寿司となったわけですね。

実はスペイン語圏でここまでになったのは、メキシコのYouTuberが5年前くらい前に撮りに来てくれましたからです。それが今では3300万回も観られていて、オールスペイン語。おかげで戸畑の店にもたまにですがペルー、ボリビア、チリからもお客様がやって来られるようになりました。
そしてこの5月にはサウジアラビアのリヤドに国内外初の照寿司の支店をオープンしました。そこでは日本の食材で握り寿司を出すんです。日本人が向こうに行って寿司を食べられる店なんて照寿司しかないですから。

寿司が広がっていない地域だと寿司って巻き物(ロール)なんです。だけど僕の店は握りです。

今後は世界にも同じコンセプトでどんどん照寿司を展開していきたいですね。

――アメリカなども視野に入れてるんですか?

いや、そこは「寿司がもてはやされてる場所」じゃない方がいい。競合も多いですし。僕はレッドオーシャンではなく、狙うならホワイトオーシャンです。なぜなら「僕色に染められるから」。

新しいエンターテイメントを取り入れながら、寿司先進国ではない地域で寿司というものを文化的な側面から広げる。むしろ寿司を広めるというよりも照寿司を広めています。

――そうなるとその様な地域では「寿司」のイメージは「照寿司」になりそうですね。


その可能性はありますね。

世界へは積極的に進出していっています。こないだはCM撮影のためにサウジアラビアに2日間だけ滞在しました。

この11月には、今度はトルコのイスタンブールでの料理学会「ガストロマサ」にも招待されています。「マドリード・フュージョン」と「ガストロマサ」両方呼ばれたのは日本人で僕がはじめてです。

――世界で活躍されていながら牛丼屋の松屋さんともコラボされてますよね?


そうなんです。この7月に松屋さんとのコラボ商品で「UNAGYU BURGER KIT」をEC販売を3年ぶりにしています。鰻と牛が合わさった特別なハンバーガーをご自宅でも作れるようなっています。

他にもふるさと納税で鹿児島の鰻屋さんとも商品を開発したり、まだ言えないんですが今後も様々な企業とコラボ予定です。

実はこれも詳しくは言えないんですが、この9月に日本で新店舗をオープンします。だいぶふりきった、日本に今までそんなスタイルの寿司屋ないぞみたいなお店なので是非楽しみにしててください。


いかがでしたでしょうか?今後の照寿司の活躍にも目が離せないですね!

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