学生からはじめるモノづくりスタートアップのすすめ:大学の廃棄品を活用せよ
モノづくり系のスタートアップを行う場合、とにもかくにも必要になってくるのが”物”です。試作をするだけでもかなりの資材や機材が必要で、またそれらを保管、管理するためにも資材が必要になります。それ以外にももちろんオフィス用品としてホワイトボードや机、椅子、電化製品類が必要になります。資金調達ができているならそれらを購入するのも手ではありますが、なかなか学生からだとそううまく行かないことも多くあります。
そんなときに学生だからこそ使える手段なのが大学で年一回行われる一斉廃棄です。このときは大学の研究室で不要になった備品や機材、資材が一斉に行われるため、通常であれば数万以上するようなものが容易に、かつ数が十分に揃ったりします。工学系であればそれに加え、機材類や材料、PC周辺部品や本体なんかも手に入ったりするので、まさに年に一回または複数回ある特大チャンスといえるでしょう。
私のときは当時、長岡市でものづくり総合支援施設 匠の駅の運営も行っていたため、そちらで必要な資材や機材なども匠の駅利用者と協力して回収しまくりました。
お陰様で長岡で活動していた際は(当時学生)こちらの一斉廃棄でかなり助かりました。中には持って帰ったはいいけど結局修理できなかったり、使わなかったりもそこそこありましたが、、、、
またそういった機会だからこそ、同じように部品や機材がほしい学生が集まってきたりするのでそういった学生は採用的な意味で狙い目だったりするのでそういった意味でも有意義なお祭りですね
もちろん大学によっては回収行為を禁止しているところもあったりするかもしれないのでそのあたりは事前に確認するなどしておいたほうがいいかもしれません。
そんなわけでぜひ大学生の特権としての一斉廃棄は効果的に利用して頂ければと思います
なお念のため警告しておきますが、こちらは大学内での廃棄物処理イベントなので学外からの廃棄物持ち込みはしないように。
ぜひ皆さんの大学や高専で回収した物品の内容やエピソードなどコメントください
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不整地産業のパイオニア CuboRexの代表として培ったモノづくりスタートアップのノウハウをベースに他の学生からものづくりスタートアップを…
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