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ヘッダー画像自作への道・2

イラレ部の活動も2週間め。最初はおずおずとといった感じで投稿していた方もだんだん慣れて来たのか、サークルのslackに質問や習作などをUPするようになり、一気に活気付いて来たように感じます。私も頑張るぞ!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

今回の練習テーマはライブペイント

ライブペイントとは、ざっくり言うと「重なり順などは無視して、閉じられている領域に色を流し込める機能」です。はい!この一文、教則本から丸写ししました。一読した感じではPhotoshopで言うところの塗りつぶしツールみたいな印象です。

基本的に1色ですが、塗った後にグラデーションにしたり、ペイントブラシなどで効果を乗せたりすることが可能なのだそうです。部長のサタケシュンスケさんの作成例を見ると、ほぼ「いつもの」といった感じのイラストが出来上がっていました。Photoshopで作るのと同じような仕上がりで作画できるのなら、最終的にベクタ方式のデータが必要な時とかパスに変えたりする手間がなくて良さそうです。

 

早速やってみましょう

今回は、作成例に倣って人物画を描いてみます。ちなみにペンタブは持っていないのでマウス一発描きです。iPad Proは一応持っているのですが、メインのPCがWindows機のため、「あーアプリ入れないといけないんだこれ。有料かあ、どうしようかな~…」と、しばらく放置していたらムスメに持って行かれてクリスタ専用機と化してしまいました。

それはさておき…

まずはカンタンにラフを描きます。

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こんな感じです。ラジオ体操をイメージしています。

スキャンして、Illustratorで展開し線画を作成します。
今回は、第1回の練習で覚えた「塗りブラシツール」を使って作成しました。

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ところどころ微妙ですが、直し始めたらきりがなくなりそうなので、これで良しとしましょう。

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違う色で耳の中のオブジェクトも作っておきます。

実は仕上がりに対してはあんまり意味はないのですが、ライブペイントでは色を塗った後でライブペイントで作ったグループを解除すれば、それぞれの色をオブジェクトとして扱うことができるようなので、ちょっと試しに入れておきました。

ひと塊にしたいオブジェクトを選択し、「オブジェクト」→「ライブペイント」→「作成」を選択しクリック。これでライブペイントグループが作成され、線で囲まれた部分を塗り分けることができるようになった…はず!

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これを、3匹分全部にやっておきます。

 

ライブペイントはどこにある?

「オブジェクト」から表示できる「ライブペイント」は、「ライブペイントグループ」を作成するだけ。色は塗れません。「イラレ部」で見た動画の作例ではツールバーにアイコンがあるようなのですが、私のIllustratorには表示されてないのです。教則本も読み返してみたけど、ライブペイントの呼び出し方については扱っていませんでした。うーん…?どこだ??

そうだ!「詳細」を開こう!

動画で見たツールバーは、私の画面に見えるものよりもやや長いことに気が付きました。これは…ライブペイントのアイコンをツールバーに表示されるように設定しているか、もしくは、私の方が表示されるアイコンの数を省略しているかなのでは?と、いうことは「ツールバー」の「管理」あたりからなんとかなるんじゃないの…

ツールバーを「基本」から「詳細」に変えたら、現れました!\(^o^)/

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しかし、そのツールがIllustratorのどこにあるかで毎回迷ってしまうような気がするなあ…。

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ツールバーのアイコンをクリックし、カーソルを色を塗りたいところに近づけると「ここ塗る?」と言わんばかりに赤い縁取りが現れます。選択範囲をいちいち選ばなくていいのは良いですね。クリックすれば選択中の「塗り」の色で塗りつぶしてくれます。うーん!速ーい!!

ひと通り塗れましたが、ここから線と塗りを別のオブジェクトに変えておきます。こうすることで、一部の色を変えたり、ブラシで色を重ねたり、版ずれのような効果をつけたりといった加工が出来るようになります。

ライブペイントグループになっているオブジェクトを選択したまま、「オブジェクト」→「分割・拡張」を選びます。

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すると小さなウィンドウが開き「どの程度分割するか」聞いてくるので、チェックをして「OK」を押します。今回は全部選択しておきました。

線と塗りがあっという間にバラバラになりました!面白ーい!( *´艸`)

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ダイレクト選択ツールを使えば、色の部分だけヒョウイヒョイと動かすことができるようです。なお、後で付け加えた耳の中のピンク色の部分も、ちゃんと独立したオブジェクトに戻っていました。

 

課題はペンツール

今回の自主練はここまで!今回もおよそ1時間程度の作業でした。しかしそのほとんどの時間を「えーどこどこ?」と言って過ごしていたという…ツールの呼び出し方を覚えるまでは繰り返し使ってみないといけませんね。

ところで、今回はマウスでキャラクターの輪郭線を描いたのですが、最初は腕に力が入って全く描けませんでした。3匹目ぐらいになると少しは慣れてきたのですが、線にこだわる私としてはもう少し精度を高めたいのです。やはりタブレットを導入すべきでしょうか。使ってみたーいとは思うのですが、お安いものはすぐ物足りなくなりそうだし、以前より安くなったとは言えハイエンド商品をポンと買える身分でもありませんしねえ。。もう少し悩むことにします。

(20200614)


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