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人の見た目と行動と、一瞬

映画「ブックスマート」を8月最後にみた。
最初の冒頭のダンスシーンからぶっ飛んでいて、キャラの濃さが分かる。ああ、この登場シーンだけで最高の映画だな〜と感じる。変人!ヤッホイ!

映画の内容は、優等生エイミーとモリーの二人(主人公・見た目もめちゃくちゃキュートで対照的でそこもいいキャラの濃さ)が、今まで遊びを犠牲にし、おそらく勉強一本!校則も守る!外れたこともなく、学生生活を終え、我慢していた物が解放され、華のキャンパスライフを送るはず!だったのですが、同級生(どちらかといえばチャラい人たち)の進路先を聞いて、驚きの嵐!みんなもちゃんとした大手の会社へ就職、有名な大学、そして一緒の大学へも・・・ふざけんな!とふつふつした思いが湧き上がり、今までしなかったことを卒業前夜にやってまう!やっちゃおう!と大奮闘を繰り広げます。そして夜通し遊んで、迎えた卒業式は・・・

その一夜が面白くて、おかしくて、笑けて、でもなんだかちょっぴり悲しくなったり、分かるな〜と共感もあったり、一瞬のなかで過ごす最大限の大切さに気づく。そして、人の見た目での判断なり、他人と比べること、自分のポリシーをちゃんと持つこと。真っ直ぐさ。でも比べちゃうよね、そうなんだよ、他人と比較して、キーってなって自分を保てなくなっちゃうあたりとか、笑っちゃったんだけど、おい、これ私もあるんじゃない?と思わず思ってしまった。よくないよね、他人をみては、なんでよ、ってなる。自分は自分だと思っていても、どこか生活の中で、人の生活や交友関係や仕事や豊さの比較、比べるのは疲れるし、何もためにならないんだけどねえ。

映画館はとても快適で、私の周りには誰もいなくて、一緒にいっても少し距離があってそれぐらいが映画館はちょうどいい。空白と、頭の処理に少し時間がかかるからこれくらいがちょうどいい。音とかも気になりまくり人間だから、一生この距離感保ってほしい。

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