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僕らの福祉116

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こんにちは、吉田です。

7日の七夕、初めてのインスタライブをやらせていただきました。
福祉の話をメインに自社の取り組みなどの話をさせていただきましたが、話すことの難しさを感じました。
場数を踏んで少しづつ慣れていきたいですね。。


そのトークをするために、事前準備として色々な情報を調べていた所、福祉大国と言われているフィンランドやデンマークなどには障害者手帳という物が存在しない事を知りました。
そもそも誰が障害者かを区別する事が差別の原点ではないのか、という考え方の元に規定していないようです。


それでは当事者達がどのようにサービスを受けるかというと、P A(パーソナルアシスタント)を当事者自らが雇用し、自身の難しい場所をサポートしてもらう制度があるようです。そしてその費用は国が保障しています。

誰もが平等に自分らしく生きる。
まさにノーマライゼーションの理念その通りに生きられる仕組みになっていますね。

そこにかかるお金やまた別の課題はあるようですが、日本のように決められた時間、決めれたサービスのみではなく、その人にあったサービスの選択が無限にある事は生きやすい一つの選択になるかと思います。

また別に、当事者が学校から社会(就労へ)とステージが変わる中で、きちんと次の場所への引き継ぎが出来にくいのも課題の一つだと思います。

現在は日本でも少しづつ整備ができ始めているようで、学校の中ではデンマークの仕組み「ペタゴー」という、学童のような役割で支援員がサポートしてくれる仕組みがありますが、日本でも研修を受けられるようになったようです。

学校前活動や、放課後活動など学校との連携があり、一人一人の個人情報を元にキチンと引き継ぎができているため、安心して支援し続ける事が出来ています。
デンマークでは学校の他、保育園・幼稚園、障がい者施設や高齢者施設などでも活躍しているとの事です。

日本にペタゴーのような仕組みがあれば、自身の身を置く場所が移動した事で不安が出て、仕事に行けなくなったり引きこもりになったりという事も大きく変わるのかと思います。
画期的な機能だと期待したいです。

逆に手厚い支援があるからこその、親が任せきりになって育児の中でのトラブルや、ICTが普及しているからこその、家庭でのコミュニケーション不足が発生している事もあるようです。

まだ手探りではありますが、全て完璧というのは難しいですが、可能な限り完璧に近いシステムがあると信じています。


まだまだ日本は福祉大国と比べると整備が整ってないかもしれませんが、だからこそ、トライアンドエラーを繰り返しながら、良くしていく事が出来ると思います。

変わらず福祉の課題には向き合っていきたいと感じたこの頃でした。


今日もありがとうございました!!!

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