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精神疾患に対する理解が少ない人ばかりで嫌気がさしています

昨日のこと。
弁護士会に常設されている
会員弁護士のレターケースの中に
毎月入れられている
とある迷惑文書(苦笑)が入っていました。

その書面は、ある(変わり者の)弁護士が
毎月のように、自身の見解を書いて
全会員に配布しているものです。

私はいつも見ないで
ゴミ箱にポイしていたのですが、
昨日はなんとなく読んでみる気になって
目を通しました。

そうしたら、その中に
精神疾患は障害ではなく、
配慮を求めるのはおかしい
という趣旨のくだりがありました。

読んだ瞬間怒りが湧いてきました。

確かに
「障害」とは日常生活に支障をきたすこと
を指すので、
全ての精神疾患が「障害」であるとは限りません。
しかし、精神疾患のある人は、
日常生活を送る上で
何らかの不便を感じることも多く、
その人たちが
ある程度快適に生活できるかどうかは、
周囲の人が理解して
配慮した対応ができるかどうかに
かかっています。

上記の見解は、
人を人とも思わないもので、
人権保護を責務とする弁護士が
発信したものと思うと
頭に来てたまりませんでした。

また、我が職場でも、
精神疾患を有する人に対する配慮が
欠如している人がいるのです。
その人は、
事務所でも上の方の立場にある人です。

とある職員が精神疾患で休みがちで、
有休も休職期間も使い果たしてしまいました。
これ以上お休みすると、
待遇面で色々面倒なことが起こりかねません。

なので、可能な範囲で出勤してもらえると
助かることは助かるのです。

ですが、いきなり電話をかけてきたその人に
「無理してでも出勤するように」
などと指示するのは、どうかしています。

精神的にダウンな状況にある人に
追い打ちをかける発言です。

私がその言い方はまずいと言ったのに、
この人は聞く耳すらないのです。

なお、この人には前科があって、
以前リストカットの痕がある職員
(正社員ではなかった)について、
「リストカットなんて、
事務所で問題起こされてもまずいから
早々にやめてもらいましょう」
と言ったことがありました。

この発言も
精神疾患がある人は働いてはいけない
と言っているようなもので、
相当ひどい発言です。

精神疾患がある人を排除することは、
弱い者いじめと同じです。

私の近くには、
弱い者いじめする人が
ふたりもいるのです。

こんな人権意識が低い人が、
人の上に立って
あれこれモノを言えるなんて、
本当に許しがたい世の中だと
思っています。

こんな輩は
一刻も早く駆逐されてほしい
と思うのでした。

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