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松本人志さんの性加害疑惑について考えた

週刊文春が
9年前に松本人志さんが
性加害を起こしていたと
すっぱ抜いたようです。

松本さんはこの件を事実無根とし、
文芸春秋社に対する裁判に注力するため
活動を休止すると発表しました。

この発表には驚きましたが、
報道の内容が内容だけに
メディアは松本さんを
使いずらいでしょうし、
松本さんとしても、
身の潔白を証明したうえで、
堂々と仕事をしたいという思いが
あったのではないでしょうか。
個人的に、
気持ちはなんとなくわかる気がします。

あくまで一般論ですが、
刑事事件で性犯罪の弁護人を
何度もしてきた身からすると、
今回の件の真偽は
本当にわからないと思っています。

というのも(あくまで一般論ですが)、
「性的被害を受けた」と言って
訴え出る女性の中には、
様々な思惑がある人も
決して少なくないからです。

ストレートにお金目的の方もいますし、
交際できると思って体を許したのに
そうならなかったので、
腹いせに性的被害を訴え出るケースもあります。

おそらくですが、相手が芸能人の場合は、
その後取り立ててもらおうと思って
体を許したり、何らかの会合に出たけれど、
思ったとおりにならなかったので
性的被害があったことにする…
というケースもあるのではないかと思います。

恐ろしいのはそういうケースにおいては、
女性の「被害に遭った」という主張が
比較的とおりやすいということです。

性的行為に及ぶ場所は
密室であることが
ほとんどであるため、
犯罪に該当すると
判断されやすいのかもしれません。

また、昨今の「Metoo」運動の影響で、
性犯罪については刑事事件の大原則である
「無罪推定」が実際には働かなくなっている
とも感じています。

個人的には性犯罪の何割かは
えん罪ではないかと思っています。

なので、松本さんの件も
世間の皆さんには、
「文春砲」だからといって真実だろうと
色眼鏡で見ないでもらいたいと思います。

本件は法廷で
白黒つけるべき案件であると思います。

時間はかかりますが、
潔白を主張する松本さんとしては、
その選択は正しかったと
感じています。

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