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ユニクロみたいな安い服

朝のワイドショーで、
司会の谷原章介さんが
「ユニクロみたいな安い服」と言って
大ひんしゅくをかっているという
報道を目にしました。

発言全体を見て文脈を考えても
そんなにひんしゅくをかうような内容ではなく、
個人的には、
「なんでもケチをつけたい人っているんだな」と
やや呆れているところであります。

実際、ユニクロの服は高いのか安いのかと考えると、
昨今一部商品を値上げしたり、
ブランドコラボをするようになったせいもあり、
もてはやされ始めたころのような割安衣料品という
イメージはありません。

しかし、高いのかと言われたらそれも違うと思います。
ダウンコートが6000円前後で買えたり、
ニットが3000円程度で買えたりするのは、
やはり低価格帯に含まれると思います。

それでも、貧富の差が拡大したり、
さらに割安な衣料品ブランドが出てきた状況下では
「高め」と感じる人がいるのだろうとは思いますが。

でも、百貨店やファッションビルで
売られている衣服に比べれば
はるかに安いのは事実です。

ユニクロは、
「低価格帯で品物もセンスもそこそこよく
お金がある人でも手を出す商品」
という位置づけなのかなと思います。

「高見え」する商品が多いので、
はっきりと「安い」と位置付けた谷原さんの言葉が
お門違いな批判を生んだのかもしれません。

ちなみに私は、
長いことユニクロのヘビーユーザーで、
春夏の仕事着はかなりユニクロに頼っていました。

最近は一時期のように買ってはいませんが、
今日もトップスにユニクロのものを着用しています。

私がユニクロに対して持っている不満は、
安いダウンコートを量産していることです。

ダウンコート量産のために
一体どれだけの鳥たちが犠牲になっているのかと思うと
悲しくてなりません。
(一説には、食肉用の鳥の羽をダウンに使用しているという
話もありますが。)
*なお、高級ダウンは、複数の鳥の胸元から
少しずつ羽を頂戴して作っており、
羽をとるための殺生はしていないと聞いたことがありますが、
本当でしょうか。

私も無知な頃に、
ユニクロのダウンを数着買ってしまいましたが、
昨年二度と買わないと決めて、
過去に買ったダウンを大切に着用しているところです。

最近、中綿のジャケットや
リサイクルダウンの商品なども
手がけているようですが、
むしろユニクロは、そちらの方にシフトして、
ブランドイメージをあげるべきではないかと思っています。

話がそれてしまいましたが、
今私がユニクロに対して思っているのは、
そんなところです。


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