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保護猫ハウスを作りたい!

2020年8月6日、キングコング西野亮廣さんのコンサルを受けさせていただく事になりましたので、内容を纏めたいと思います。

ダラダラと書くのは後回しにして、まずはA4ぐらいで全体像が理解できるものから書くことにします。

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=====全体像ここから=====

■大前提

大前提として、お金儲けを目的としたものではありません。一般社団法人を設立し、収支を全公開したいと思っています。

■大義名分

① 全国で、殺処分されるネコの頭数をゼロにしたい。
② ペットショップでのネコの販売をゼロにしたい。

■保護猫ハウスとは?

保護猫を一時的に保護し、保護猫を受け入れたい方との橋渡しを行うハウス

※猫カフェ的なものでは無い。

言い換えると常設の保護猫譲渡会場のような場。

■費用

◆初期費用
・施設内装:¥500,000
・備品:¥200,000
(ゲージ、キャットタワー、爪とぎ、猫トイレ、猫ジム、猫遊具ほか)

◆月額運営費(概算 ネコ20匹の場合)
・医療費・治療費:¥100,000
・餌・猫砂・その他:¥160,000(1匹¥8,000)
・家賃:¥100,000
・水道光熱費:¥30,000
・人件費:¥300,000
------------------------------
トータル:¥690,000

■収入源

・クラウドファンディング
・オンラインサロン
・グッズの販売
・YouTubeの広告収益
・YouTubeライブ(スーパーチャット)
・その他ライブ配信(投げ銭)
・ブログアフィリ
・HPからの広告収益
・団体からの助成金
・企業からの支援金
・個人からの支援金
・著名人からの支援金
・譲渡者からの支援金

■趣旨

現在の保護猫活動は、ほとんどの場合、ボランティアの元に成立するものであり、場合によっては身銭を切ったり、無収入の活動である為、長続きしない実情があります。

保護猫活動を自走式(事業化、収益化)にする事により、永続的に保護猫活動が行え、と同時に全国に広がり、殺処分ゼロ、ペットショップでのネコ販売ゼロに近づければいいと思っています。

=====全体像ここまで=====

★金額は概算ですので、変更の可能性があります。

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---------(補足説明 長文)-----------

ここからは、上記全体像を1つ1つをダラダラ(笑)と補足説明していきたいと思います。


=====全体像の補足説明ここから=====

■大前提

お金儲けを目的としたものではありませんので、一般社団法人として運営していこうと考えています。収支を公表し、収益が出た場合は、全国に向けて2店舗、3店舗と広げていく為の資金にあてさせて頂きます。

■大義名分(補足説明)

① 全国で、殺処分されるネコの頭数をゼロにしたい。

環境省の統計資料によると・・・
「終生飼養の責務」「動物愛護団体の努力」「個人ボランティアの努力」「マイクロチップの義務化」などにより、殺処分は減少傾向にありますが、

平成30年度:30,757匹

が殺処分されています。

年々減少傾向にある事は間違いありません。

ただ・・・

実態は、自治体の政策というよりも、動物愛護団体や個人ボランティアの引き取りや里親探し活動による所が強いようです。(もちろん本気の自治体もあることを書き加えておきます。)

また「殺処分ゼロ」という言葉が先行し、「譲渡不適切」や「傷病死」を除いて、数字的に殺処分数を発表する事例も出てきています。「殺処分ゼロ」と発表している自治体でも、その実態は異なっている事があるわけです。

常設の譲渡会的な、保護猫ハウスを全国につくっていく事により、保護猫の出口が増え「殺処分ゼロ」に寄与するものであると考えています。

大切なのは、出口を沢山増やす事であると考えます。

 
② ペットショップでのネコの販売をゼロにしたい。

日本のペット関連総市場規模
2020年度(予想):1兆5833億円

海外の実態
海外にも当然ペットショップはありますし、厳しい法律をクリアすれば、ショップのショーウインドウでペットを販売することは可能です。

ただ・・・

モラルの問題から、日本のようにペットをショーウィンドウで展示販売しているお店は極めて少なく、一般的に「ペットショップ」はペットの用品やフード販売をしているお店の事をいいます。

欧米では、ペットショップでの生体(せいたい)販売は禁止されています。

2015年度に国内で販売された犬と猫のうち、約3%に当たる約2万5000頭が流通過程で死んでいたという報道がありました。つまり、売られる予定だった犬や猫の30頭に1頭が、売れる前に死んでいたのです。これは、犬や猫を命あるものとしてではなく、物のように扱った結果だと思われます。
ー参照元:東洋経済オンラインー

では、どうやってペットを飼うのか?

①ブリーダーから
ブリーダーから迎え入れる事が主流となっています。ブリーダーから子犬や子猫を飼う際には、どのような親犬から産まれた子なのかだけでなく、ブリーダーの飼育環境をチェックして悪質なブリーダーでは無いかを確認してから飼うようです。

②シェルターから
動物愛護団体の活動がとても盛んに行われていて、シェルターと呼ばれる捨て犬・捨て猫・保護犬・保護猫たちを収容する施設から迎え入れるています。今回の保護猫ハウスは、このシェルターに当たると思います。

③友達や知人から
お友達や知り合いから迎え入れるケースも多いようです。

要するに・・・

海外の場合、ペットショップからペットを購入するという行動はごく稀なもののようで、日本の現状(ペットをペットショップから購入)は考えられない現象のようです。

日本人の『ペットをペットショップから購入するもの』という考え方が変われば、お金儲けだけを目的にペットを品物扱いするペットショップや悪徳ブリーダーが減り、加えて殺処分数も減っていくものだと考えます。

【個人的な思い】
ペットの販売価格の高騰が信じられないです。
猫1匹40万円、カワウソ1匹50万円。お金儲けの事しか考えていないショップ、ブリーダーが増えているのか?

確かに、マンチカン可愛いですよね。

でも・・・

保護猫も可愛いですよ。高いから可愛いんじゃないですよね。

動物が好きなんだったら・・・

ペットショップに支払う40万円、50万円を、是非とも保護団体などに寄付してもらいたいと思います。沢山のペットが助かります。

アクセサリー感覚でペットを飼う方は、アイボを買ってください。

今回の件は、ペットショップやブリーダーさんから、めちゃめちゃ叩かれると思いますが、お金儲け主義ではない、まじめで優しいショップさんやブリーダーさんは、一応の理解は、して頂ける部分もあるかと思います。

今後は、ショップで保護猫・保護犬の譲渡をするぐらいのショップが生き残っていくのではないかと思いますが、そうしてしまうと主力のペットが売れなくなるという考えから、ほとんどの場合行われないと思います。パフォーマンス的に保護猫の張り紙をしたりはするかもしれませんが・・・

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■保護猫ハウスとは?

常設の保護猫譲渡会場のようなもので、海外で言われているシェルターという位置づけになります。

猫カフェではありません。

1匹でも多く譲渡することを最大の目的としますので、譲渡のハードル(条件)は低めに設定する予定です。

ハードルを低くすることにより譲渡数は増えますし、ハードルを高くすることにより譲渡数は減ります。

一概には言えませんが・・・

保護猫譲渡会や保護猫カフェの主催者は猫に対する愛情が非常に深く、譲渡のハードルが高いため、譲渡が成立しないケースも多々あります。

譲渡の絶対数を増やす事により、1匹でも多くの保護猫を救う事を目的としています。

10匹譲渡(全10匹幸せ)よりも100匹譲渡(95匹幸せ)

という考え方です。

とは言いましても、誰にでも譲渡するわけではありません。

アバウトなハードルではなく、分かりやすく的確なハードルを示すことによりスムーズな譲渡が出来ると思います。

◆譲渡条件(ハードル)・・・定期的に改善・改定の必要アリ
・​一人暮らしの男性への譲渡はNG
・老人(70歳以上)への子猫の譲渡はNG
・自宅内で飼えない方への譲渡はNG
・自宅外に出す可能性のある方への譲渡はNG
・終生飼育の出来ない方への譲渡はNG

◆譲渡の流れ
1.保護猫ハウスCandy Cat(仮)へ来所
2.譲渡をご希望の場合は、譲渡希望書に記入
3.指定の場所、時間にハウス員が猫と帯同
4.飼育環境の確認
5.1週間のトライアル飼育
6.継続飼育ご希望の場合は、誓約書を郵送
6.継続飼育できない場合は、ハウス員が引き取り

◆要検討事項
猫感染病(猫エイズ・白血病ほか)陽性の猫を引き取る方は少ないと考えます。沢山の猫の譲渡を第一の目標とした場合、猫感染病陽性の猫の保護は保護猫ハウスでは行わない方がよいのかもしれません。

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■費用

以下は、一戸建てを賃貸して、20匹を想定した費用になります。

現在20匹の猫がいるわけではありませんので、初期は自宅を活用し、収入の状況を鑑みながら、猫の頭数が10匹を超えた頃から、物件を探していくのが現実的かと考えています。

◆初期費用
・施設内装:¥500,000
・備品:¥200,000
(ゲージ、キャットタワー、爪とぎ、猫トイレ、猫ジム、猫遊具ほか)

◆月額運営費(概算 ネコ20匹の場合)
・医療費・治療費:¥100,000
・餌・猫砂・その他:¥160,000(1匹¥8,000)
・家賃:¥100,000
・水道光熱費:¥30,000
・人件費:¥300,000
------------------------------
トータル:¥690,000

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■収入源

・クラウドファンディング:¥700,000
施設内装費及び備品の費用を賄いたい。

・オンラインサロン
月額¥500で寄付的な感覚でお願いしていいものか?あるいは、保護猫ハウスが出来上がるまでを発信するのか?
※興味を示して貰えるのかが疑問?

・グッズ・フード・備品の販売
ペットショップ的な要素

・YouTubeの広告収益
チャンネル登録者10万人を目標とする。英語圏もターゲットにする。
アマゾンアソシエイトリンクを概要欄に張っておく。

・YouTubeライブ(スーパーチャット)
全て、保護猫の生活費、医療費などに充てる事を訴える。※反応の予測が全く分からない。

・その他ライブ配信(投げ銭)
全て、保護猫の生活費、医療費などに充てる事を訴える。※反応の予測が全く分からない。

・ブログアフィリ
労力に見合わない可能性大
 
・HPからの広告収益
HP作成し、企業に対してTOPバナー広告の提案を行う。

・団体からの助成金
引き取り1匹¥5,000

・企業からの支援金
HPから募集 活動が認知される必要アリ

・個人からの支援金
HPから募集 活動が認知される必要アリ

・著名人からの支援金
具体的にどのようにしていけばいいのか分からない

・譲渡者からの支援金
譲渡時に、支援金として¥30,000程度お願いする。合わせてグッズ、エサ、備品の購入もお願いする。

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■西野亮廣さんにお尋ねしたい事、ご相談したい事

①そもそも、この活動自体どう思われますか?

②そもそも、自走式に無理があると思いますか?

③寄付感覚のオンラインサロンというのはどう思いますか?

④猫カフェではないので、ハウス自体がお金を生み出す事がないのですが、何かお金を生み出す方法思いつきますか?

⑤著名人から支援を得る方法はありますでしょうか?

⑥コロナ過の中、時期的に問題ないと思いますか?

⑦活動を行っていくうえで、クラファン、サロン、HP作成、YouTube、その他 どういったタイミング(順番)で行っていけばいいと思いますか?

■西野亮廣さんにお願いしたいこと

保護活動であり、多くの方の賛同は頂ける活動だと思いますが、何処の誰か分からないおじさん(私)が旗を振っても、積極的な賛同を得られるまでには長い年月が必要だと思いますし、場合によっては、積極的な賛同も得られないまま終わってしまう可能性もあると思っています。スタートダッシュという事からも、西野さんの影響力に“あやかりたい”と思っています。

もちろん、オンラインサロン内だけで回る活動ではないと思っていますが、サロンメンバーさんの中で、ご協力、ご賛同いただける方がいらっしゃれば、その力は大きなものであると考えています。

お願いしたい事

①ロゴを使用させて貰いたい。

②保護猫ハウスCandy Catという名前を使用したい。

③西野さん推奨という文言を入れたい。
西野さんに支援して頂いている活動と言いたい。

④先頭で旗を振って頂ければ、間違いなく成功する活動だと思いますが、西野さんが、直接的に行う事はお忙しい中、難しいと思います。私が先頭で旗を振りますので、西野さんは後方で、小さくていいので旗を振って貰いたい。

⑤salon.jpからサロンを出したい。

■悩み

西野さんからのギブばかりなので、なにかテイク出来るものがないのかと考えています。このままだと、『保護猫活動の推奨(支援)をしています。』と言えるぐらいで、たいしたテイクが無いことに悩んでいます。

また・・・

西野さんの絵本との関連性が無い事も悩みの1つです。

■今後の推進計画(検討の余地あり)

①一般社団法人設立
②愛玩動物飼養管理士資格取得
③第二種動物取扱業者資格取得
④保護猫の受け入れ開始
⑤HP作成・各種SNS作成及び開始
⑥サロン募集開始
⑦物件探し
⑧クラファン募集開始
⑨ハウスにて本格始動開始

本日はココまで!・・・続きは後日書き加えます。


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■最後に・・・

私自身、猫の専門家でもありませんし、今まで保護猫活動を行った経験もありません。もちろん大義名分にある

① 全国で、殺処分されるネコの頭数をゼロにしたい。
② ペットショップでのネコの販売をゼロにしたい。

の気持ちは強く持っていますが、

③今までボランティア精神の元に成り立っている保護猫活動をビジネス化して、普通の仕事として、取り組みたいと思ってもらえるモデルケースを作りたい。

という気持ちの方が強いかもしれません。

実際にスタートすれば、さまざまな問題点が出てくるのは容易に想像できますが、1つ1つクリアーにしていって、新たなモデルケースが完成すれば、私が年老いて活動できなくなったとしても、永遠に続いていくものであると考えております。

私の場合、保護猫の活動家の方々のように、猫に対する愛情に満ち溢れているわけではありません。(もちろん猫は好きですし、救いたいと思っています。)

が・・・

それがかえって、よいのではないかと考えています。会社を24年間運営してきた経験と知恵を駆使し、この活動を事業と捉え、収支に注力し、保護猫を受け入れたい方側に寄り添って、自走式の事業のモデルケースを作っていけるのではないかと考えています。

皆様のご理解とご協力を頂ければ、こんな幸せなことはありません。

~ 寺西 尚之 ~


オンラインサロン
西野亮廣エンタメ研所:https://salon.jp/nishino

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