シリコンとレジンでネギを複製する
みんな〜
こんにちは〜
いきなりだけどネギを物理的にコピーしたことある?
俺はある!
4年前に冬に!
その時の手順です。
当然まずネギを買うじゃん。西友で。
次に、ブレンディ濃厚カフェオレのスティックを間に挟みます。
生活感がすごい。
別に謎の儀式をしててブレンディ挟んでる訳じゃないよ。
ネギが「複製しやすい形」になるよう矯正してるんです。
だってほら西友のネギってさ、複製専用のネギじゃないじゃん。
食べる用のネギじゃん。だから形を整える必要があります。
枝分かれしたとこが閉じてると複製しにくのでこの状態でしばらく放置して矯正します。
たまたまブレンディのスティックが手元にあって弾力とかちょうどよかったんです。
矯正が済んでいい感じの形になったら、こうやって周りを枠で囲みます。
こういう写真で後ろの本棚のラインナップ見られるの恥ずかしいね。
まだ古谷実の次回作を信じて待ってた頃のラインナップだね。
シリコンを
枠の中に流し込みました。
固まるまで夏で6時間冬で12時間くらいかかります。
ちょとでも早く固まるようストーブで温めてます。
右にもう一個あるのは別の作業と同時進行してたみたいで
こっちは何が入ってるのか覚えてません。
で、肝心のとこの写真がなかったんだけどシリコンが固まったら
切って中のネギを取り出して、そこにレジンを流し込みます。
レジン。
シリコンと違って固まるの早いです。
これは120秒って書いてあります。
で、開ければ〜…
ネギ複製された〜!
ちゃんと細かいシワがそのまま出てます。
これこそ、モデリングしたデータを3Dプリントしたんじゃ出せない本物をコピーする良さですね。
あとはレジンを流せばどんどんネギがコピーされていきます。
シリコンとかレジンとか聞きなれない名前かもしれないけど、
たい焼きを作る時の金属の型がシリコンで、
たい焼きの生地がレジンみたいなもんです。
型に流し込んで固まったら出してるというだけです。
これに塗装します。
色々試した結果、
レーシングホワイト
↓
エナメルライトグリーン
↓
ライトグリーン
↓
パークグリーン
↓
つや消しクリア
の順番で塗るとネギっぽいグラデーションが出せることが分かりました。
でも今後一切使う予定がなさそうな知識です。
ネギ買った時に付いてたテープを貼りました。
あ〜これあると一気にネギさ増すわ。
撮影するにあたって「ネギらしい背景」が分からなかったので100均でザルを買って敷いてみたんだけど、なんかいまいち違った気がします。
以上が「絶対発明メイカちゃん」第2話 冬の罪悪感(前編)
http://to-ti.in/story/maker02で
ザッ ザッ ザッ の一コマの間に行われてるシリコンとレジンでネギを複製する作業でした。
実際はなんだかんだで一週間くらいかかりました。
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