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VTuberの流行りから見えた寂しい人が多い現実(自分含む)

昨年末あたりからVTuberが好きな人たちがかなり増えている感じがして、自分の周りでもそういった人たちが増えてきました。前までは「えーなにそれオタクでしょー?きもーい」的な気配だったのが、もはや誰かVTuberの配信を見ているのが普通って感じになってきた気がする。(個人調べ)

2大事務所の影響力が強くて、大体は誰かの切り抜きを見てみたら意外と面白くて一緒に話していた誰々ちゃんも見てみようとか、YouTubeくんがオススメしてきた、みたいなことが多いみたい。

私自身いろんなVの方を見させてもらっていて、特にホロライブのあったけぇ感じが好きで、もはや箱推しと言っても良いくらい。コラボ配信等で楽しそうに活動している彼女たちを見るたびに「あぁ、自分が女の子だったら頑張ってホロライブ入って皆と遊びてぇペコ」と心の声がささやく程に。

ここまで好きなのに未だにスパチャもメンバー加入をしたことがない、もはやVTuber童貞のような私。またの名を乞食視聴者とでもしましょうか。
実際のところチャット欄で流れるスパチャやメンバー加入の量がえげつない現実に正直引いているのです。

最初はすげーなー、皆金持ってんだなーとか思ってましたが、ある種の狂気さえ感じるようになってきたのです。きっとお金の使い所や価値観の違いだけなんでしょうけど、未だに「好きだけどそこまではいいかな…」ってなる自分はおかしいのだろうか。

推しが配信続けられるのは俺たちのおかげ(わしが育てた)的な考えもしたくないし、あげれるほどお金ないですってのが正直なところで。年収どれだけになったらあんな平気でスパチャできるようになるんやろか…。

特にホロによくあるスパチャお礼&雑談とかで、さらにスパチャが増えるみたいな謎現象。感謝して更にお金がもらえるとは。大体は「○○さんありがとう」の連続で、合間にコメント反応が入るって感じだけど、ほんとすごいお金の流れ方だなと思ったりもして。

で、最近よく思うのがVTuber(特にホロライブ)はオンライン二次元風なメイドカフェorキャバクラなんだろうなーということ。もちろん批判するつもりは一切なくて、そういった需要に対するアプローチが上手なんだなってこと。

つまりタイトルにもある通り、今の世の中って本当に寂しい人が多いんだなーって思うのです。特に30代以降の人、もちろん私自身もそうです。クリボッチだし、遊ぶ友達もどんどんいなくなるし、年末年始の飲み会もお誘いはないでしょう。

でもYouTubeの登録チャンネルを開けば誰かがクリスマス配信してるし、ASMRで耳かきして寂しさを癒やしてくれて安心して眠れるし、年末年始は大規模なコラボ企画できっとてぇてぇシーンも見れるし、たまに僕の晩酌にだって付き合ってくれる…最高じゃないですか!

ふと我に返ってみるとなんとも言えない負け組感に押し潰されそうになったり、正直最近自分死ぬんじゃないかとか死相出てるかもとか思ったりして。この記事書いている今も「うわ俺やべぇペコじゃん…」って気持ちですが、総合的にVTuberってすごい文化だなという感想にしか落ち着かないのでした。

はぁ…流石にそろそろ最推しにはスパチャくらいしないとな。新衣装も可愛かったなぁ…気持ち伝えたいなぁ。

(現実を)見てみな。死ぬぞ。

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