男はつらいよ寅さんの撮影が嫌いだった?!柴又名物 昭和レトロな草だんご 高木屋老舗 七代目 石川幾生さん

寺子屋NINJAでは、伝統的な日本文化を発信しております。
今回は男はつらいよフーテンの寅さんでお馴染みの柴又名物草だんご 高木屋老舗の七代目 石川幾生さんへインタビューさせていただきました。撮影のエピソードや柴又の代名詞 寅さんの草だんごについてもお話しを伺いました。

高木屋老舗(たかぎやろうほ/髙木屋老舗)様 公式サイトはこちら
https://www.takagiya.co.jp/

【動画目次】
00:00 イントロダクション
00:41 高木屋老舗さんへ訪問/寺子屋NINJA 代表 岩沢妙重
00:56 高木屋老舗について/七代目 石川幾生さん
02:40 高木屋老舗のこだわりとすすむ道
09:10 高木屋老舗と寅さん
15:52 高木屋老舗の人気メニュー(お団子、おでん、柴又ラムネ 食べ比べ)
26:35 お団子は海外の方にも人気?!
28:10 柴又おすすめの観光地
29:50 視聴者の皆さんへ一言

■高木屋老舗とは
葛飾区柴又を代表する老舗お団子店。名物は草団子。昭和レトロ 幻のソフトクリームソーダと自家製おでんも人気。
高木屋老舗は下町の人情味あふれる帝釈天の参道の途中にあり、参道をはさんで両側に建つ木造瓦ぶきの建物は、明治と大正時代に建てられました。

■高木屋老舗の草だんご
江戸時代、このあたりは武州葛西領と呼ばれ、一面の田畑でした。当時農家では「よもぎ」を団子の中につきこんで食べていました。武家の屋敷や大商家へ行儀見習いに行っていた農家の娘達は、その主人宅に唯一の贈り物として用いました。
この素朴な風習から生まれた「草だんご」は、いつしか一般の人々にもその香味が知られるようになりました。
この遠い昔、すでに紫又門前の高木屋では、求肥餅、瓦せんべい、塩せんべいなどを売っていましたが、同じ頃より「草だんご」も売り始めていました。
以来百年余の月日が流れておりますが「よもぎ」をつきこんだ自然のかおりから生まれる「草だんご」は今や東京唯一の名物として親しまれております。

■柴又帝釈天(しばまた たいしゃくてん)
柴又帝釈天の正式名称は、「経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」という日蓮宗のお寺です。題経寺は、寛永6(1629)年、開基の日栄上人が柴又に寄った際に、立派な枝を持つ松と、その下に霊泉が湧いているのを見つけ、庵を設けたのが始まりといわれています。
http://www.taishakuten.or.jp/index2.html

■常香炉(じょうこうろ)
寺院で、境内に置く大きな香炉。参拝者が線香を供える。
戦国時代末期(約400年前)に中国から伝わった「香炉(こうろ)」は、参拝者の身体を清めるために利用する仏具の一つです。長い時を経るうちに「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」という言い伝えが広まりました。そのような経緯があり、今ではこのように参拝者が香炉の周りに集まるようになりました。香炉の周りで人々をしばらく観察していると、頭に煙を当てる人が沢山いることに気がつくでしょう。何と「体の悪いところを良くする=頭を良くする、賢くなる」という言い伝えがあるのです。

■庚申の日(こうしんのひ)
寿命を縮めないために 江戸時代に大流行した民間信仰。
旧暦では60日に1度、庚申(かのえさる)の日が巡ってきますが、この夜眠ってしまうと人の体内にすんでいる三し(さんし)という虫が天に昇り、天帝にその人の日ごろの行いを報告するという道教の教えがあり、罪状によっては寿命が縮まると言われていました。寿命が縮まっては大変。この日は身を慎み、虫が抜け出せないようにと徹夜して過ごしました。日本では既に10世紀ごろには盛んだったようで、「枕草子」、「大鏡」などに記述があります。この教えが広まっていく中で仏教や庶民の信仰が加わり、江戸時代には全国の農村などで大流行しました。

■高木屋老舗と寅さん
映画「男はつらいよ」の撮影の度に、休憩や衣装替えに部屋をお貸しましたのがきっかけで「寅さん」とのお付き合いが始まりました。
https://www.cinemaclassics.jp/tora-san/

■山田洋次(やまだ ようじ)監督
(1931年〈昭和6年〉9月13日 - )は、日本の映画監督、脚本家、演出家。
大阪府豊中市出身。東京大学法学部卒業。川島雄三、野村芳太郎の助監督を経て1961年に『二階の他人』でデビュー。『男はつらいよ』シリーズなど人情劇を発表し、現役でキネマ旬報ベストテンに最多入賞した監督。日本映画界の第一人者。
代表作は『男はつらいよ』、『釣りバカ日誌』シリーズ。他多数。


寺子屋NINJA 公式サイトはこちら
https://terakoyaninja.stores.jp/

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