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なにかが、おかしい ⑨

今年は、首を傾げること、呆れること、ため息をつくこと、そして憤ることの多い1年だ。

その中のいくつかを「なにかが、おかしい」という形で文章にしてきたけれど、先月も、ちょっとどうなの?と思うことがあった。

コロナ禍を経験して、松阪では秋の運動会を11月に行う小学校が少なくはない。その中の1つの学校で、予定されていた第二土曜日の運動会が、寸前の小学1,2年生たちの学級閉鎖のために第三土曜日に延期になった。

そして、迎えた3週目ー金曜日に雨が降り、その時点で土曜日は強風と気温の低下、場合によっては雨が予想されていた。

けれど、金曜日の時点でも、土曜日の朝も「決行」の決定をした小学校ー

うちのスタッフの子どもが通う学校だったので、朝、決行の知らせをもらったとき「観戦の保護者の方が大変そうなので、風邪ひかないように気を付けて~!」とLINEを送った。その30分ほど後になって、我が家の周辺では雨が降りだし、しばらくすると、

運動会は、日曜日に延期。すでに学校にいる子どもが、いつ帰ってくるかと待っていたけれど、午前中授業をすると連絡があったと、スタッフから連絡があったー

運動会の予定だったから、学習の用意など持たずに行ったのにとも。

そして、運動会は翌日の日曜日に行われたので、振替休日がもともと予定されていた運動会の次の日の月曜日と、2週間後の月曜日の2日になったという。

運動会の代わりに行われた3時限の授業・・・
学習に必要なものを持たずに行った日の内容の薄い3時限の授業と月曜日の6時限の振替ー何ともわりに合わない。

それでも、授業を行ったのは、先生たちが出勤しているから?
彼らの振替が必要だから?

と、考えるとやるせない。

普段、やたらと授業時間が足りないと言っていて、そのために
松阪市は2期制にいつまでも固執しているのに?

と考えると、ため息しかでなかった。

そして、

先生たちの働き方改革は、まずは、先生の増員、学校のスタッフの充実だと改めて思う。それなくして、最初に先生の仕事や負担を減らそうとすることは、子どもたちの不幸の始まりに思えてならない。

今年、闘い続けている得体のしれないものは、やはり「大人の都合」だと改めて思った。

学校制度の立て直しが、多分、一番の少子化対策なのに・・・
教育は、国家百年の計なのに・・・

と、やるせないことの多い1年、あと20日ほど、、、まだまだぼやきが止まらない。

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