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子どもたちに伝えたいこと③

私は、自分の教え子たち、とくに、高校で成績上位にいて、当然のように難関大学、有名大学に進む生徒には

「難関大学、有名大学に進むことは、その大学名が次の入り口を通過するとき、少し楽をさせてくれるけれど、自分の言動や努力次第で足枷にもなることをしっかり覚えておいて」

と、くぎを刺すことにしている。

私も一応、難関大学といわれている大学を出ている。父と伯父の母校であり、外国語を学ぶなら最善で、父の跡を継ぐのであれば行く必要のある大学だと考えて当時志望校に選んだのだけれど、やはり、学生時代は、外大生だからと回ってくるアルバイトもあったし、この仕事を始めた当時は、私がその大学出身だからと、英語塾を選んできてくれる人もいた。

だから、それは、私が人生で進む道の入り口をスムーズにしてくれたのは事実だ。でも、その評判は、私がそれに見合うことをする努力を怠れば、その大学出身「だから」は、たちまち、その大学出身「なのに」・・・という評価に取って代わられる。それは、本当に文字通り「忽ち」である。

驕ってはいけない。上には上がいて、人生長いのだ。と、若者には、きちんと言葉にして伝えて送り出したいと思っている。


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