見出し画像

変えられない、変わらないではなく

What is not started today is never finished tomorrow.
今日始めないことが、明日終わることは決してない。

ゲーテ

変えられないからー
変わらないからー
仕方ないー

そんな言葉を当事者から聞くと、私は翌日、頭痛になる 笑

それでは変わるものも変わらないし、そのスタンスで子どもたちに向かうから子どもたちに信頼されないんだよ

と、思う。

ーたしかに、多分、今は、変えられないんだよ、おそらく、今すぐ変わることはないんだよ。そんなことは、私もわかっている。でも、変わると思って努力している大人の姿が、子どもたちを変えて、子どもたちが、今生きている社会は、自分たちのもので、今、この瞬間が自分たちの人生だと思うきっかけになれば、いつか変わるかもしれないと、私は信じているわけで・・・

教育ってそういうものじゃないのか?

子どもたちに今伝えるべきことは、今、彼らがすぐに変わったり、それをできるようになることを期待して伝えるものではない。いつか、変わるきっかけになるかもしれないと願って伝えるものだと思う。

もちろん、すぐに変わって、それをすぐにできるようになれば素晴らしいのだろうけれど。

「おかしいと思っている人はいるはず」

と、子どもたちの周囲の様々な問題点をあげると、言われることが多い。

でも、自分じゃ変えられないと思っていたり、
あきらめてしまっているのかな・・・
1人じゃ変わらない

なんて、その話は続いていくー

私に言わせれば、そんな人も「変わらない」と思った時点、またはおかしいことを口に出したり、行動を起こしたりしない時点で、「おかしい側」と同じだ。

そんな大人を子どもたちは見逃さず、そんな大人に子どもたちは気づいている。だから、私は、子どもたちに呆れられるほど、おかしいことはおかしいと言うし、自分でできることはしてみることにしている。私はそんな大人たちに育てられたから。そして、私は、子どものころ、そうじゃない大人を信頼しなかったから。だから、あきらめない。

社会の子どもたちは、私たちの未来だ。あきらめることはできない。
その未来は、今の自分たちの言動で作られていくものだから。

私が今何かをしたところで、変わらないのかもしれない。でも、何もしなかったら変わることはない。まずは、一歩踏み出してみる。変えられない、変わらないはそのあとの話だ。

いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>