見出し画像

Small Talk ⑬

6月の末に、新しい車が届いた。

母が運転を辞めたので貸していた車が戻ってきて2年
我が家に運転手は私1人

2台はもはや必要もなく、

5年前に買った念願のSUVも
母が加齢のために乗り降りが不便になったのと
狭い駐車場しかない病院への母の送迎を考えて
母が乗り降りしやすくコンパクトな1台に買い替えることにした。

初めて10年乗らずに手放した車は、今、人気の車だったので
ペットも乗せていて、毛だらけだったのに、
結構お得に乗り換えができた。

経済的には助かったけれど 

新車が届くまでに時間がかかり、待っている間
運転の慣れていない軽自動車1台で過ごす毎日は、思っていたより大変だった。

なんとか無事ー乗り換えが済んで一安心している。

車がない生活が難しい田舎に住んでいても
我が家は 私がいるので
もともと 母とは
遅くとも80歳の誕生日には
車を返してもらう約束をしていた。

ナンバーを父の誕生日にして、その番号の意味をときどき確認し、言えなくなったら80歳にならなくても返してもらう約束だった。

けれど、
母は、79歳と8ヶ月くらいで足の調子が悪く
運転に不安を感じて車を返すことを自分で決心した。

私名義で私が購入した車に乗ってもらうことで車の使用は私の裁量が及ぶようにしていた。

高齢者の運転の事故のニュースに触れるたび
それを、非難する人のコメントを見る度

我が家は
両親と私とは 若いうちから
きちんと話し合いのできる関係で
私は 昔から
地元に帰ってくるつもりで
実際帰ってきているけれど

高齢ドライバーの問題はそれほど単純なものでもないのにと思う。

そして
若い人が残ってくれる田舎を作っていくこと

介護も子育ても誰かの肩に過度に負担がかかるのを避けながらも

人間らしくー次へ繋げる社会にする努力必要だと思う。

いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>