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寺子屋の取り組み紹介 ②

寺子屋の授業は、今年度一番遅くて午後8:50までです。昨年までは8:30までで行っていました。

コロナ禍が始まる前は、9:35までの授業もありましたが、私自身、高校卒業まで9時就寝を貫いていたので、心の中で子どもたちに「ごめんねぇ~」とずっと言い続けていました。そして、同時に、朝が苦手、夜型という子どもたちが増えていて、それを当たり前だと思う人が多いことに、違和感を抱いていました。

また、父が11年前に亡くなるまで、私は職場から5分くらいのところにある母の実家に一人暮らしをしていました。午後10時を過ぎて自分の実家(寺子屋の隣にあります)を出て、母の実家までの帰り道に見かける塾帰りだと思われる若者たちの無防備な状態に、

「夜の闇が怖くない」若者が増えていることを実感して、かなり危機感を持っていました。

塾は放課後にあるものなので、授業が夕方から夜になってしまうのは仕方ないけれど、子どもたちの健康や心の健やかさを結果的に奪ってしまうなら、それは本当に良いことなのだろうか、と考える日々が続いていました(実際には今でも続いています)。

そこに始まったコロナ禍ー

免疫力向上のためにも、早く寝ることを考えてほしい!という思いも込めて、塾生と彼らのご家族の皆さんに「取捨選択」をお願いしました。

クラブ活動を中心にする中学校、高校生活を送りたい生徒は、どうぞほかの塾を選んでください。クラブ活動もほどほどに、勉強もほどほどにという生徒さんに自分で考えて、選んで来てほしいとお願いしたのです。 笑

実際には、「大会前など、どうしても必要な練習のためには、授業時間をずらしたり、振替授業を考えるので、普段はまず、クラブの練習時間やほかの習い事を自分たち自身で調整してください。」

と、お願いしたのですが、、、。

以前、書いたように、本当は夏休みだけではなく、子どもたちに朝の講座を提供して、できれば、中学生の授業は夜7時くらいまでに授業を終えたいのですが、、、

道のりは険しく、長そうです。

それでも、子どもたちの健やかな成長のために必要だと思うことは、実現させたい、実現するためにできることをしたいと思っています。




いただいたサポートは、子どもたちの学ぶ環境づくりに使わせていただきます。よろしくお願いいたします<m(__)m>