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Lil Peep~僕らは螺旋階段を昇っている~

僕が昔、エルレガーデンやグリーンデイをコピーして、ギターを掻き鳴らしていた高校時代。
ロックのジャンルに、「エモ」というものがあった。
エモはエモーショナルロックの略で、ボーカルが感情的になって叫ぶように歌ったり、琴線に触れるようなメロディが魅力的なジャンルだった。

最近、海外のヒップホップを勉強してて、「エモラップ」なるものを発見した。
(まあ、ヒップホップ好きな人はみんな知ってると思うので、ヒップホップ普段聴かない人に向けて書いています)



この人は、Lil Peepというエモラップのカリスマって言われてる人。
2年前くらいに亡くなったそうで、死んでからの方が有名になったみたい。

風貌はひと昔前のメロコアバンドと似ている。
歌詞はドラッグや死を扱ったものが多いんだとか。退廃的で気怠い雰囲気がかつてのグランジとも被る。
死んで伝説になるとか、ニルヴァーナのカート・コバーンみたいだ。声もどことなく似てる。

カート・コバーン知らない人はこんな感じの人です↓


このエモラップというジャンル、インディーロックの歪んだエレキギターの音を使っているのが特徴。
昔、バンドやってたような人にはどこか懐かしいと感じると思う。
ただ、ビートだけは今風にハイハット刻んだり替えられている。



音楽でもファッションでも流行りってのはぐるぐる廻っている。
それも、前よりも進化して。

最近は楽器が弾けなくても音楽が作れる。
ipadでプロと同じような曲を作っている若い人もいるんだそうな。
時代は変わった。

僕もすっかりオジサンになってしまったが、音楽ってのは楽器を苦労して演奏して作るもんだとか言い出さないように気を付けたい。










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