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地上に楽園をつくる

■第36週■第2待降節

画房寺子屋の
子どもクラスでは

夏からの
「世界の始まり」に続き

「楽園追放」の
もの語りと水彩画をしました。


「楽園追放」

あたたかな楽園では

どの動物とも
仲良く暮らし

楽園にある木の実を
食べることで

生きていけました。



そう。

守られた家庭にいる
子どもたちのように。


けれども、

「善と悪がわかる実」を食べた
アダムと女は

楽園から追放されます。



これからは、

食べ物を得るために

自分自身で
痩せた土地を

耕さなければなりません。


* * *

子どもたちと
こんな会話をしました。

ーーー

楽園のかわりに、自分たちで
作っていかなきゃならないんだよ。

「ちきゅう?」

…そうだね。



地球の上に

わたしもあなたも
安心して暮らせる

「しゃかい」を

作っていくんだよ。

ーーー


わたしはいつも

ただの空想ではなく
本当のことだ

と思いながら

子どもたちに
もの語りをしています。









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