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Xデザイン学校#8 ペーパープロトタイピング

開発者はUIを気にするが、ユーザーは早く目的地に着きたいだけ
深圳の地下鉄の事例。開発者は券売機や地下鉄のUIを気にしているが、ユーザーは早く快適に目的地に着きたいだけでUIなど気にしていない。

メンタルモデル(ユーザー)←システムモデル(UI)→デザインモデル(開発者)

ユーザーが期待する操作と開発者の想定のギャップがぶつかるところがシステムモデル。

確かに…開発者は画面気になるけど、気にしていないと使いにくいな!で終わる気がする。私は洋服の良しあしがあまりわからないから、布の良さとか凝ったデザインよりも、洗濯…めんどくさいのはちょっと…ってなってしまうのと同じことなんだろうな。UIには興味があるけど、洋服についてはいちユーザーだ…。

ストーリーボードは演劇の台本のように書く
ナラティブと作業手順書は違う。ユーザーはナラティブ。
ユーザーは複雑に物事を考えているし、ユーザーインターフェースは考えていない。頭の中で手順を浮かべてはいない。例えば、今日なんのご飯食べに行こう?は普遍的だけど、デバイスは移り変わるしデバイスの手順を思い浮かべる人はいない。
演劇の影響を受けていて、演劇の台本のように再現性があるように記録することが大事。

そうかー。ナラティブを書くってことは、ト書きを含んだ台本をちゃんと書くってことなんだな。ちゃんと書かれた台本があれば、団体が書いたことを再現できるからってことだ。そのト書きでちゃんと照明さんもPAさんも同じ絵を思い浮かべることができますか??、ちゃんと演出さんは伝えないといけませんよ、ということだ。
さらにそれをイメージできるように絵コンテに書き起こすってことなんだなぁ。
宮崎駿監督の絵コンテめっちゃ読んだなぁ。でも、漫画的や劇画的にストーリーボードはなってはいけないんだった。気を付けよう。

雑味
ナラティブには普遍性(あるある)と雑味(個性)が必要。普遍性は大事なんだけど、雑味がないといけない。だけど、雑味だけだと、スケールしないので、両方見て書くことが大事。

普遍性(普遍性・変化)
ビジネス側:ビジョン、ユーザー側:ゴール

雑味(個性・存在意義)
ビジネス側:パーパス、ユーザー側:プレファレンス

雑味がないと個性がなくて、ひきつけられない。個性的すぎるとついていけない。って、魅力ある人間の在り方そのものかもしれない。


貧すれば鈍する
お金があるときにたくさん早く失敗しておく、お金が無くなったら失敗すること自体ができなくなって一発でやろうとして余計失敗する。たくさん早く失敗することを失敗とは呼ばない。
これからの時代はますますそれが必要になるのだろう。何が当たるかわからない中で、早く試してみることはとても重要。ことわざになるぐらいだから、昔の人も同じことを思っていたんだなぁ。


ワイヤーフレーム
久しぶりに書いたので…すっかりどんな風に書くのか忘れている…。でもうっすらは思い出せるので、1度やったことがあるっていうことは人生の助けだ…。最近時のやり方はよくわからないし、調べよう。


イエローページ
世の中のすべての情報は5つの帽子掛けで組織化できる。
検索するときにどのように検索するかで、インタラクションシナリオの操作が変わるし、ワイヤーフレームにつながっていく。
インタラクションシナリオを作る人とワイヤーフレームを作る人が違うこともあるので、的確に知らせる必要がある。
情報デザインの知識かー、UXが含む知識が多いなぁ。メモメモ。

1) LOCATION
2) ALPHABET
3) TIME
4) CATEGORY
5) HIERARCHY

ラフ
完成度高く作ると見た人はごまかされる。ラフ(フリーハンドで最大限丁寧)に作ったほうが間違いが見つかる。でも雑はダメ。(線がぐにゃぐにゃとか)あと、定規使うのもダメ。
最後は手なんだなぁ。オンラインのものなのに。でも、とてもしっくりくる。

入力が消える世界
スマートフォンに固執していたら、デバイスは変容していく。スマートカーとかスマートシティになっていけば、入力することを意識せず、データは自動でとられていく。
確かに…全部トラッキングされていけば自動収集だし。コネクッテッドカーはそのものかも。で、そのうち街自体にその情報が連携されていくようになるのかな。

ユーザー評価はユーザーに使わせる
ユーザー評価はユーザーの体験が先。何したいかがあって、それに対して人工物が付いてくるのがUX。でも、最近はユーザーに使ってもらって直していくことが増えている。

ビジネスモデルがないとUXは作れない
自分で必ずしもビジネスモデルを作る必要はないが、それがしっかりしていないとUXはガタガタになってしまう。誰に何を届けたいのか明確でないといけない。コンサルに聞くときもちゃんと伝えないといいものができない。プロセスだけを踏めばいいわけではない。もとがよくないとダメ。

手前のリサーチをちゃんとやることが大事。ペルソナを作るためのインタビューでユーザーに聞いたものを取り込もうとしてしまう。リサーチを途中で捨てて自分の考えに走ってはダメ。数をやれば、リサーチをやらないと気持ち悪くなる。

ああああ、その通りです。苦しむことだけは実感しています。

※ここからは講義後の時間
データ分析とUXの使いどころ
データ分析はこの辺を調べたほうがいいだろうなということにあたりを付けるために使う。データは近未来予測に使うが、ユーザーにはデータは戻さないで、サービスを返す。
データによる近未来予測で定量的に問題がありそうな場所はわかる。だけど、データはそこにいる人たちの求めるサービスを教えてくれない。そこはUXで導き出す。
Airclosetでいえば、こんな洋服をよく着ているということはデータからわかるが、スタイリストが選んでくれる偶然の出会いはわからない。そういうのが雑味になる。

AIは魔法の杖か?
AIに何ができるのかってよく考えたら全然わかっていない。2022年は個人的にはAIってすごいと思った年だった。前からすごかったんだろうけど、自分でmidjourney、Copilot、ChatGPTを触ったときにほんと未来って思った。
まだ触ってないけど、しゃべるとこまでAIは自動になってるらしい。https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2212/15/news123.html
AI操作の呪文を唱えることが仕事のプロンプトエンジニアリングをやりたいかといわれるとちょっと懐疑的だけど。すぐに自然言語になるんだろうなぁ。
ユーザーが何をやりたいと思っているかを叶えることがゴールであれば、その手段は何でもいいわけで。それこそ、スマホにこだわらない世界の始まりなのかも。

UXは永遠かもしれないし、永遠ではないかもしれない
時代は移り変わるので、先生が始めたころはUXも全然持てはやされてはいなかった、あとから時代が追い付いてきた感じ。今後、要素としては残っても今あるくくりではなくなることだってある。
何事もそうかもしれないけど。日々勉強だし、日々考えないとなんだなぁ。

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