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秋まで待てない、栗の皮むき機

秋まで待って、充分検証してから掲載したかった栗の皮むき機です

栗は代表的な日本料理の逸品。
栗ご飯が代表かな?早く食べたい!
ただ、素材として用意するまでには大変な努力が必要です。

そう鬼皮と渋皮を除去しなければなりません。
多くの道具が市販されていますが、どれもある程度の使い慣れを必要とします。

YouTubeでの検索

調べてみました。「シクロエの家さん」栗の簡単な皮むきの投稿が凄い!
本当に、軍手とフォークで、あのように出来るのだ!と感動。
皆さんも閲覧下さい。
ただ、一点不器用な人は、この投稿の基本である、包丁による
切り込みに危険を感じてしまいます。

多くの登録者をお持ちのシクロエの家さん「慣れればやれます」と、その通りかもしれませんが、私はこの重要なセクションに安全作業が出来ないか?
考え、試作品をつくってみました。

誰もが使え、よそ見をしてても使え、安全に、ストレスなく、少しは早く、同じ結果を得られる。

リンゴの回転皮むき機、かんぴょうの切り出し器など、色々なマシンはありますね。


マシンの構成

基本構造

栗をはめ込む回転クボミホルダーを持ち、栗の固定に三本のピンを配置する。(3点支持が安定)
栗を設置し、反対側の蝶番に支えられた、押さえ板を閉じる。
押さえ板には栗の反対側中心を抑える回転円盤が装着されており、栗の回転を補助する。
使用時は先端位置が固定された包丁の柄を握る事、反対側は押さえ板を押す事で、指の怪我は発生しない。


カッター裏面

包丁の上下運動を回転力として利用する

包丁の動きをリンク機構で栗ホルダーに連結しますが、そこにカムクラッチをいれ、一回転方向にしか駆動が伝わらないようにします。小型のクラッチが栗ホルダー駆動軸に入っています(オリジン社製:ワンウエイクラッチ)
リンク機構に遊びが有るので、包丁の小さな動きでは、ホルダーは回転しません。これは欠点ではなく、同じ栗の場所の切り込みを複数回切る事もできます。
包丁を大きく動かすと、次の位置に回転移動しますので、この繰り返しで栗の縦方向全周に切り込みを入れる事ができます。
切り込み深さはストッパーを付けていますので、2段階の調整ができます。栗の大きさにあわせるなど。
字際に使て、不要な部分の包丁の刃はカットします、更なる安全の為。

その後の皮むき作業

シクロエさんの、軍手とフォークにより、あのように綺麗に剥ければ
現状では最高の皮むきが出来る物と思われます。さすがシクロエさん!!

コスト面

少量の栗であれば、シクロエさんの動画で充分。
ある程度の数をこなす場合のマシンだと思います。

ストレスなしに、誰でも出来る。栗を売り物にしている食堂で、アルバイトさんにやってもらうためのマシンかな!

年に一度ですが栗の味は日本の味です。毎年の楽しみとして、家庭にあっても良いよね!安く作れれば!

オリジン社製(Φ6㎜用小径ワンウエイクラッチ)は発明仲間に頂いたもので、価格が不明なので全体の概算が出ませんが、努力で安価も可能かと考えます。まずアイデア優先で!







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