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地域おこし協力隊として半年過ごしての振り返り

てらじーです。
私は北海道っていう大きな島の中心に近いところで地域おこし協力隊として働いています。
2月から年次有給休暇の取得が可能になるということで半年働いたことになります。
では着任から今までの振り返りと、今後地域おこし協力隊になってみようかなと思う方に向けてのアドバイスをできればと思います。

わたしがこの土地を選んだ理由。

(1)大学生の時に、総務省のふるさとワーキングホリデーという制度で1ヶ月間就業し、知り合いが人のつながりにおいて心配がなかったこと
(2)給与の水準が高いこと。協力隊の多くの月収は16万円程度。わたしは1.1万円/日といった日給制で月20万円前後。もちろんここから税金や社会保険料が徴収されるので、可処分所得は減ります。
(3)職場・受け入れ組織が(1)の時と同じで知り合いが多かったこと
の3点です。

今の仕事

観光系の組織でツアーの予約受付処理業務をしています。
これを見て現協力隊の方は「?」がうかんだのではないでしょうか?
実際セミナーや交流会で他の自治体隊員から、意見を頂戴します。
もちろん私もそれなりに感じる部分もあります。しかし、雇用契約書にはこれが書かれており、サインしちゃってるんですよね。

なぜ「?」が浮かぶのか説明しますね。地域おこし協力隊って
●自身の才能を生かした活動
●行政ができない部分の柔軟な地域おこし策
●隊員の行動により地域に刺激を与える 的なニュアンスで
総務省さんも資料だしてるんですよね。
それが、バイトを雇えば済むような事務作業(労働力としての協力隊使用)をさせるところがあるという問題です。それも北海道に多い傾向のようです。
もちろん能力がわからない中で、仕事を振ることができないと言われればそこまでですが、それならそれでいってくれよという話です。
けどこれは抜け道があって、ミッション型と言われる協力隊の雇用方法なのです。

採用型が同じでも自治体の運用次第!?

同じミッション型でもしっかりとしている自治体は下記のような取り扱いをしています。( )内はうちの自治体です。
●就業時間:月120時間でそれ以外の時間で移住や起業に向けた準備を行なってください。
(7時間x日数、月平均140時間程度。移住や起業等は時間外や休みでやってください)
●担当者との面談:月に1度〜方向性やミッションの進捗・確認等〜
(なし。アポイントを取れば適宜。しかしミッションが事務作業のため、進捗確認等はなし。配属の課へ丸投げ。頻繁に面談すると問題児視される恐れ)
●定住率:80%超え(38%)〜全国平均65%〜
見てわかるように雲泥の差がありますよね。

ちなみに今月末で退任される隊員の一部は、待遇が改善されてきているので、ありがたいと思う方がいい。や、今後改善されていく的な話をしていましたが、なんだか理解できなかったです。
退任後に代わっても何一つメリットないですからね。

私の隊員としての計画は?

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