体育の評価だけが “5” だった僕がどうやって教員採用試験に合格したのか〜一次試験使用教材編〜

この時期になると本当にたくさんの方から教員採用試験についての問い合わせがあります。
(本業じゃないんだけど、参考になればと思いこうして書かせていただいてます。笑 遠慮せずに問い合わせてくださいね。)

まず兵庫県の教員採用試験の場合、一次試験を突破しなくてはいけません。

そして、まあこれがめちゃくちゃ大変なんですよね〜。

一般教養(教職教養含む)と専門教養があるので、ダブルパンチでやることだらけ...笑
もう頭がおかしくなってしまうんですよね。(経験した人にしか分からないんです。汗)

今回の題にも書いていますが、僕が中学生の時は体育だけが“5”であとはほとんど“3”。
国語なんて平気で “2”がついていましたからね...。(本当によく教師になれたもんです。笑)

ですが、そんな僕がある先輩との出会いで、めちゃくちゃ効率の良い勉強法で合格を勝ち取ったんです。

これを読んでくださっている人は、ウソだと思って一度試してもらいたいぐらいです。
ただ、強制はできないので参考程度に読んでくださいね。

今回はほんの一部ですが紹介できたらと思います。

まず、一番大事なのは ”教材の浮気をしない” ということです。
どういうことなのかわかりませんよね?笑

簡単に言うと、参考書や問題集などの参考書類は10冊以上持つなってことです。
参考書持てば持つほどうまくいきません。

物事なんでもそうですが、シンプルであればあるほど行動が具体的になっていきます!これはいつも僕が断言していることです。

現に僕の場合は、7冊しか持っていませんでした。
ただ、この7冊は分からないところがないぐらいみっちりやりました。

というか7冊だからこそ、できたんだと思っています。

一つずつ紹介していきますね。

<専門教養>
専門教養はなんと2冊だけ!
・東京アカデミー ステップアップ問題集

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・協同出版 保健体育の精選実施問題

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<使い方>
●教員採用試験対策ステップアップ問題集 
いろいろな参考書を購入しようとせず、精選実施問題で出てくるあらゆる情報をこの一冊に書き込み、自分史上最高峰の参考書を作ってください。分からないところが出てきたら、このステップアップを見ればすぐに解決! 

問題になっている部分は、オレンジペンで回答を直接記し、赤シートで何度も取り組めるようすれば、いつでも問題に取り組むことができます。


●保健体育科の精選実施問題 全国版 
多様な問題形式に慣れるため、この問題集に取り組みます。
2年分の全国の試験がぎっしり詰まっているので、めちゃくちゃ分厚いです。

僕の場合、全問題パーフェクトになるまで何度も取り組みました。(パー フェクトになるまで1ヶ月半で4 回行いました。ほとんどこれに費やしていた気がする...。笑)
回答は問題の横にオレンジペンで直接記入します。そうすることで、時間短縮のため、赤シートでスピーディーに取り組めるからです。

できそうな問題からどんどん取り組んでいき、分からなかった箇所や間違った箇所を鉛筆でチェックしておきます。
次に取り組むときにはチェックした問題のみおこない、チェックが消えるまで何度も取り組むことが一番最短です。


◎専門教養については以上の二冊のみです!
ただ、マニアックな問題の対策については「教員養成セミナー」や「教職課程」に載っている保健体育の問題が良いと思われます。
1 年分コピーして、精選問題集と同様のやり方で、パーフェクトにする方法もあります。
 実際問題、参考書の選び方や取り組み方の試行錯誤に最も時間が取られると思います。
その手間を省くためにも、まず「参考書の浮気をしない」ことが最重要です。そして、特別なノ ートは作らず”書き込み+赤シート”で、繰り返し取り組んでいけば、最短で結果に結びつけることができます!

<一般教養・教職教養>
●ピアソン桐原  中学 英語長文1 ・2
英語は中学校レベルだという傾向と、長文が頻出であることから、この2つの教材を使用して、1 日1 ページを目安に少しずつ取り組みました。
時間を計って、 長くなりすぎないように意識することで、本番で時間がなくて解けなかったということが無いように意識しました。
付属のCDは一切使用ませんでした。

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● 受験研究社 中1 ~3 英語10分間復習ドリル 
文法的なものはこのドリルを使用使いました。基礎からきっちりできるので、めちゃくちゃオススメです。1 日 1 ページずつ取り組んで、復習を大切にしました。

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●情報(高校)教科書 
情報は高校の教科書を使用し、基本的なことを確実に抑えるようにしました。特に、エクセル関数、2進数や10進数など、この辺りは必ずやっておいた方が良いです。


<教職教養>
●時事通信社 教職教養30日完成
●教員採用試験 教職教養 問題集1 :東京アカデミー

教職教養はこの二冊をメインに取り組みました。
30 日完成は穴埋め式になっているので、 一通り完成させた後、問題集に取り組み、頻出問題を把握して30 日完成の穴埋めになっていない部分と照らし合わせて同時並行で進めました。

教育心理などの、「誰が何をしたかか」などの問題はルーズリーフなどにまとめておき、トイレなどのよく見る所へ張っておき、少しずつ覚えるようにしていました。こうしておくことで、特別に時間を作って勉強する必要がなくなりました。日常生活の中で覚えられる仕組みをつくれば、時間をうまく有効活用できますからね!

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◎一般教養や教職教養は非常に幅が広いので、確実に点数が取れる得意分野に限定して勉強しました。これが結果的にかなり良かったと思っています。
英語・情報・教職教養(教育心理・教育法規)に絞った形です。

また、理解せずに聞くだけで覚えられるような内容の分野については、スマホのボイス レコーダーに自分の声で要点をまとめたものを録音しておき、電車移動やまとまった時間が取れないときに活用しました。(自分の声を聞くとめちゃくちゃ恥しかしいですけどね笑。でもオススメですよ!

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