ヒトの記憶の”驚くべき能力”
エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線(図1)というものをご存知でしょうか? 心理学者のヘルマン・エビングハウスが自ら被験者となり「子音・母音・ 子音」から成り立つ無意味な英単語(kot, naf, guk, ...etc)のリストを作 成し、それを完璧に記憶した後、一定期間を空けてその内容を再び完璧 になるまで再度記憶したとき、どの程度時間がかかり、1から覚えた時 と比べて、どの程度時間を節約できたか(また、覚えるための反復回数 を節約できたか)を「節約率」