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【スプラトゥーン3】バグとどう向き合うか？パラシェルターの使い方を解説

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パラシェルター。スプラトゥーン2で初登場した、シェルター系統の武器です。敵の攻撃を防ぐシェルターを持ち、攻撃を防ぎ隙を見て反撃。特に撃ち合いで高い能力を発揮する、独特の個性を持ったメインウェポンです。

ところがパラシェルターは1対1では強いですが、囲まれると非常に脆くなります。「敵の攻撃を防ぎ、タイマンで強い」という武器のコンセプトが、チーム戦が主体であるスプラトゥーンのゲーム性とあまりに噛み合っていない悲しい武器と言えます。

おまけにシェルターが攻撃を防げない致命的なバグを持っており、コンセプトそのものが崩壊してしまっています。このためスプラトゥーン3に登場する全ブキの中で、最も使用率が低いとされている武器のひとつです。

それでも他にはない個性を活かし根気よく使えるように、今回はパラシェルターの使い方を紹介します。自分はスプラトゥーンを1からプレイし、スプラトゥーン3では全ルールXP2000を達成しています。

よろしければ、最後までご覧ください。




基本性能：防御機能を持つメインウェポン

まずは、パラシェルターの性能を見ていきましょう。攻撃性能に加え、シェルターの防御性能と、パージ機能に関する情報もまとめて紹介します。


攻撃性能

  • ダメージ：81-10.8

  • 射程：最大ダメージを出せる射程は短い。わかばシューターくらい

  • 連射速度：1秒に2発ほど

  • インク消費量：5.5％


防御性能

  • 耐久力：500

  • シェルターの回復量：1秒につき150

  • 体当たりダメージ：30

  • 展開時インク消費量：1秒につき20％

  • 射撃から展開するまでの時間：後隙から0.2秒

  • シェルターの復活時間：5.5秒


パージ機能

  • 展開からパージまでの時間：1.5秒

  • パージ持続時間：5秒

  • インク消費量：30％

  • シェルターの移動速度：ちょっと遅い

  • 被ダメージ補正：0.5倍

傘をモチーフにした、シェルター系の武器です。シェルターで敵の攻撃を防ぎつつ、隙を見て反撃します。防御中に、射撃はできません。

また、シェルターにはパージ機能があります。シェルターの移動速度はゆっくりめで、攻撃には向きませんが防御には有効です。シェルターの動きに合わせてこちらの動きを変え、敵との距離を詰めて攻撃を仕掛ける戦術もあります。

敵の攻撃を手軽に防御できるのは、シェルター系が持つ個性です。ただし、パラシェルターのシェルターは耐久値が低く設定されています。一斉攻撃されると壊されやすく、シェルターがなくなると復活まで時間がかかります。過信は禁物です。


孤立している敵だけ狙いたい

パラシェルターで戦う時、狙う敵は孤立している敵に絞りましょう。

パラの攻撃性能は、あまり高くありません。確1で倒せない上、連射も効かないためです。攻撃範囲も狭いので、攻撃を当てるだけでも一苦労です。

さらにシェルターは、正面の攻撃しか防ぐことができません。後ろから狙われたり、ボムを投げられたりと、複数方向から攻撃されるとあっさり倒されてしまいます。

前方に敵が3人。近付いてはいけない

従って狙うべき敵は、敵のカバーが入らず1人でいる敵のみになります。特に、複数の敵に囲まれるのは絶対に避けたいところ。敵陣に切り込みすぎて、危険な状況を作らないように注意です。


シェルターを交えた読み合いを仕掛ける

攻撃が届く距離まで敵に近づき、撃ち合いの展開になった時。必要になるのは「読み合い」の技術です。

  • どれだけの時間シェルターを展開し、防御するか

  • 防御をやめ、攻撃を入れるタイミングは

  • パージを使うか

  • パージを使うなら、シェルターの動きに合わせてどう動くか

敵1人と対面するだけでも、考えることは山ほどあります。パラの攻撃性能は低く、火力不足に悩まされるためです。パラの性能をフルに使って、上手く戦いましょう。味方の攻撃に参加し、敵の攻撃を自分が防いでいる間に味方に倒してもらうのもアリです。

なお、対面する時は万全の状態で挑みましょう。シェルターが壊れておらず、かつインクにも余裕がある状態で戦うと、撃ち合いの勝率が上がります。逆にインクが枯渇していたり、シェルターが壊れた状態で戦ったりすると、たとえ有利状況で仕掛けたとしても勝率がガクッと落ちてしまうので気を付けましょう。


守りたいときは早めにシェルターを展開する

今作のパラシェルターは、シェルターが想像以上に守ってくれません。スプラ3のオンライン対戦における同期の仕様により、シェルターが展開されるまでのラグが長いのです。バグとも言われていますが、現在でも修正されていません。

そのため防御するなら、防御したいタイミングよりも早くシェルターを展開しましょう。安定して攻撃を防げるようになります。ここでも先ほど説明した、「読み合い」が重要になってきます。敵チームの行動を予測し、上手く防御しましょう。

しかし、シェルターの耐久度はあまり高くありません。ハイドラントなどの物量の大きい武器には注意が必要です。シェルターが壊れたら、大人しく引いた方が生存力が上がります。

シェルターによる防御は、特にガチヤグラで効果を発揮します。シェルターで防御することで、カウントを進めたり、無理矢理カンモンを突破したりすることが可能です。1つでも多くカウントを奪って、試合を有利に進めていきましょう。

なお防御する時は、目の前に味方がいない時が望ましいです。シェルターに投げられたボムが爆発し、周囲の味方を巻き込んでデスさせてしまうことがあります。防御する時は味方と距離を離すか、味方の前に出ることが大事です。


まとめ：環境は向かい風

パラシェルターはシェルター系の基本形であり、シェルターによる防御機能を持つことが特徴です。シェルターにはパージ機能も付いています。敵と対面する時は、パージ機能も合わせて読み合いを仕掛け、敵に近付いて倒しましょう。

しかし、シェルターの耐久度は高くありません。またシェルターは正面の攻撃しか防ぐことができず、囲まれると簡単に倒されてしまいます。シェルターの耐久力を過信せず、うまく立ち回って敵の攻撃を防ぎながら戦いましょう。

パラシェルターは武器のコンセプトそのものが弱く、そのコンセプトもバグのせいで崩壊してしまっています。スプラトゥーン3のメインウェポンの中で、最も環境が向かい風であると言っても過言ではないでしょう。険しい道になりますが、パラの個性を活かしてなんとか戦っていきましょう。

今回はここまで。
パラシェルターのことも、たまには使ってあげてください。

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