庭の再生-今季は引き分け
8月に入れば雑草の勢いに負けるはずだった。でも想定外の日照りの夏で雑草は増えることなくジリジリと乾いていき、私にも勝算が出た。根が張り巡らされて抜いても倍返しで盛り返すしぶとい雑草は8月の終わりまで何回かに分けて除草剤を使った。9月半ばにやっと雨が一週間続く予報がでたので慌てて雨が降る前に表土をまいて芝生の種を漉き込んだ。一週間後、ようやく細い芽が出た。ここまでくればまあ大丈夫だろう。ひと夏で何とか芝生の再生作業は目途がついたと思う。その後また雨が降らないのでスプリンクラーで水撒きを続けている。
芝生にするとその部分の芝を刈らなければいけないが、雑草が生えないように毎年ウッドチップを大量に敷き詰めるのに比べると芝刈りのほうが費用も手間もかからないということを10年かけて学んだ。元々は芝生だったところを、10年前夫が芝を刈る手間を省きたいと芝をはがして花壇に変えたもののウッドチップが追い付かず数年で草ぼうぼうになり、今また芝生に戻す。大量に土を運んだり耕したりする体力と気力があるうちに元に戻せてよかったと思う。