見出し画像

なんでも「道」にしてしまう日本人

日本には「道」がついているものが多いですよね。柔道、剣道をはじめとして、弓道、銃剣道、薙刀道などもありますよね。
あと茶道、華道、歌道など、まだまだ僕の知らない「道」がありそうです。

「道」がつくものはどんな特徴があるのだろうかと考えると、「運動や芸事に作法や様式美があり、精神性と癒合しているもの」ではないかと思うのですが、日本人はホントに「道」が好きですよね。

特に茶道とかに対して思うのですが、お茶を飲むことを作法、芸術性、精神性共にあそこまで高みに昇らせた国民は日本ぐらいでしょう。
「たかがお茶を飲むだけのことでしょ」と他国の方には言われそうです。

コーヒーや紅茶についても日本には「珈琲道」とでもいうべきレベルでコーヒーを研究している人もいますよね。山の中の小屋でひたすら焙煎とブレンドの研究をしていたりする人がいるくらいですから。(そんな方、僕は存じ上げています)
紅茶でも、イギリス本国では結構カジュアルに楽しんでいる方が多いと聞いてますが、「紅茶道」とでも言いたくなるような紅茶の作法を作り出し、紅茶教室やアフタヌーンティーを主宰する方がいたりとその例には枚挙のいとまがありません。

「道」とは言わないまでも既に「道」というレベルに達しているものもあるんじゃないでしょうか。今、一番「道」に近いのは「将棋」や「相撲」だと思うんですが、どうでしょう。どちらも訓練する場所には「道場」がつきますしね。

まだ「将棋してます」とは言っても「将棋道してます」とは言いませんから、後一歩だと思うんですが、百年ぐらい経ったら案外「道」がついているかもしれません。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?