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「柔軟」な思考とは何か

「問題です。
鋭いことは柔軟でしょうか?
違いますでしょうか?
では冷たい水を思い浮かべてください。
水は柔軟ですよね。
温度や溶解物があるとまろやかになりますけども、
冷たい水はそれでも柔らかいですよね。
しかし冷水は鋭いものではないですか?
また同時に硬いですね。
温度が低いから当然なのですが、
どうでしょう。
言語表現の綾(絢)を感じませんか?
それとは別ではありませんが、
軟水と硬水という概念があります。
ミネラルが多いのが硬水のはずです。
ミネラルが少ないと水にはイオンが少なく含まれていますから、よりリキッドな特性が出るはずです。
だからミネラル分が少ない方が軟水のはずです。
ではミネラルが少ない岩盤だったり地質だとどうなりますか?
それは恐らく火山灰か泥岩が多いはずですよね。
しかし、この知識はいい加減です。
嘘を含んでいます。
水の硬度とイオンの多さは関係あるのは間違いないのですが、
硬質な水は金属イオンの分布が恐らく広いと思います。
軟水では逆説になります。
つまりイオンの分布が少ない可能性があります。
ここまででも決着はついていません。
形而上学と違って形而下の世界、特に科学ですけども、の世界は性質がハッキリしづらいのです。
何が誘因かは分かるのですが、
何が要因かは分かりづらいのです。
これが科学的研究の鬱陶しさです。
このために結論が出せないのであり、
また誤報が今になってもやまない理由です。
そのために専門家ですら、報文の真偽や正非が分からないのが実情ではないでしょうか。
非常に鬱陶しい問題です。
データの提出があれば、それが証拠となるのですが、
データ自体を偽装するのは簡単です。
ほしいデータを嘘でも打ち込んでしまえば、
結果は簡単に偽造できるのです。
だからデータの真贋が分からないのです。
話しが逸れましたね。
では元に戻りましょうか。
柔軟と言えば普通は『鋭い』を意味しないと思いますが、柔軟な水は鋭い性質を帯びることが可能です。
ウォーターカッターをご存知ですか。
非常に危ないので使ったことはありませんし、
見たことも実眼ではありませんけども、
高圧にした水の液体は刃物と同等にらしいです。
科学というのはすごいですね。
技術と言うべきでしょうか?
アートと言うべきでしょうか?
鬱陶しいカテゴリーの問題が出てきますかね。
これもカントの罠ですかね。
さてこれで科学のウザさが分かったことだと思います。
科学の相手は物質で生命ではありません。
(語弊があります。それを追求はしないでください。)
そのために物質は研究者の言うことを聞きません。
その鬱陶しさは高い山にも劣りません。
本当に鬱陶しい世界です。
でもそこに愛着を見いだせたら、幸せです。
貴方は科学者になれます。
科学と哲学とはどちらが簡単でしょうか。
人によると思います。
科学に向く人は人に注意できるリーダータイプです。寡黙な人は理論にしか向きません。
理由は察してください。
危険物を扱うからです。
ここでは以上にします。
どうも最後まで読んで頂いたら、
感謝します。
ありがとうございました。」

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