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悪いってどういう意味?

「改善や改良の余地があるのに、それをやっていないというのはそれだけでは多分悪いとは言わない。
でも、怠慢と言われるかも知れない。
怠慢とは悪いことだろうか。
多分悪い。
なんか矛盾しているかもしれない。
でもこのまま進めよう。
それ以上に悪いことは多分隠蔽とかだろう。
隠し事をするのを悪いというのではないだろうか。
隠し事をしているとする。
それは露見することがあるのか、ないのか。
あるとするなら、やはり悪事はバレるのだ。
私の経験でもそうである。
だんだん分からなくなってくるが、
経験的にそうであった。
ないとするなら、それはそれで良心の呵責に苛まれるのではないだろうか。
やはり悪いことはしないに限るだろう。」
「ふん。当たり前だな。
でも悪いにも相対的にまだいいものともっと悪いものがあるようだな。
背徳が直ちに悪いとは限らない。
ということは悪事にも段階があるのだ。
まあ、考えてみれば当たり前だ。
ささいな小悪から悪事はエスカレートする。
よく聞くことだ。」
「うーん。
面白くない。
私は悪事になんて興味ない。
しかし、悪事があるなら、告発するなり、通報するなり、密告するなり、色々と何かしなくてはならないだろうな。
悪事があると知ってるのに何もしないとはいかないだろう。
それは面倒なことだ。
だから、私はそんなことに出遭いたくない。」
「それはそうだろう。
好き好んで悪事を告発する人はあまりいないだろう。
背に腹は変えられないから、やむを得ず、するものだろう。
恐らく。」
「そうか。
あまり言いたくないことばかりだ。
些細な悪事でもすぐに修正を迫るべきか?
悪事ではないなら、そのままやらせておけばいい。
そうではないか?」
「面倒くさいことを言う。
それは言うまでもないことだ。
でも予見されるなら最悪だな。」
「こんな下らないことより、もっと前向きなことを考えたい。
人間の認識は正直だ。しかし、
良心の呵責に苛まれるからといって、それだけでは
その人が悪事を犯したかどうかは分からない。
というか、悪事とはむしろそれが湧かないものかも知れない。
多分これくらいはいいだろう。とか、
そんなら甘い判断が悪事が起きる原因になるようだ。」
「だから、もう触れなくていい。
そんなことより正義の話しをしよう。
正義とは悪を見逃さないことだ。
だから、さほど動的でなくても正義は正義である。
正義とは監視ではある。
悪事をあれば、告発するだけ、これは簡単なようで
恐らく簡単でもない。
しかし、考えれば分かるだろう。
方法に間違いがなければ、それでいいはずだから、
何でも自分だけで抱え込まないのが得策だろう。」
「何でも抱え込むのは泥棒のようだしな。
それは後ろめたいことが動機にあってもおかしくない。
それは考えてみれば分かる。」
「悪いことは悪いのだけど、
やはり程度があるな。
しかし、見逃していいかと言われるとそれは見逃さない方がいいはずだ。
多分だけど。」

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