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性悪説の意味とは

「人間は基本的に怠惰な生き物とします。
とすれば当然ですけど、
その本性は悪です。
怠惰な動物としてはよく豚があがりやすいですけども、
私は豚を観察したことはあまりありません。
豚は豚で必死だと思います。
だから、豚が怠惰な動物かは分からないのです。
満足した豚より満足しないソクラテスの方がいい。
この出典はミルの自由論や功利主義です。
豚は発話ができませんから、
発話可能な人間であるソクラテスの方がいいです。
普通そうです。
自分を怠慢だと考えられる私は性善説よりも性悪説を摂りたいのです。
しかしそれは怪しい話しですよね。
他人が性悪的かどうかは知りません。
そんな偏見で見ればそう思える筈です。
全ての側面からして善人である人などいないと考えられるからです。
そこにいるだけで邪魔とも言えますから、
それだけで善者ではないです。
でも、これは詭弁です。」
「だから何なんだ。
分かりやすく言えよ。」
「詭弁とは要するに嘘のことなんだよね。
自分の頭に潜むそんなものを除去しないといけない。
それができないと悪人だと見做される訳です。
それは納得いくのではないですか。
つまり怠慢であるのは悪だからです。
そうなると貴方も怠慢ですね。
人に聞くばかりで考えていないのでは?
と、コレも詭弁ですね。
他人がせっかく聞く耳を持っているのに、
こう言ってしまう。
これでは嫌われてしまいます。」
「うん。分かった。
その通りだ。
本当に悪人化してるな。
恐ろしい。」
「ではどうすればいいでしょう?」
「次回から気をつけよう。
これでいい。」
「そうですね。
それで構いません。
悪くないです。」
「うん。
何かムカつきを感じるけど、
我慢しといてやるよ。
俺が怠慢でない証しといて受け取れ。」
「ははあ。分かりました。
その通りですね。」
「そうだろ。
その通りだよな。
俺は我慢してやってる。
というか、我慢した。
だから、お前も我慢しろ。
その舌をしばらく休めとけ。」
「うーん。
確かにそうなるな。
そうなんだけど、これでは話しができない。
文字通りだ。
最悪だ。」
「では、怠慢と怠惰はどう違うか説明してください。」
「いやあ。ははあ。
これは俺向きの話題だな。
説明してやるよ。
怠慢はまだ我慢をこれからできる感じ。
怠惰はもうそれを諦めざるを得ない感じ。
こんなところです。」
「そうなのか?
本当か?」
「多分そうだよ。
そんな感じがするから。」
「それだけでは信用できない。
そもそもお前が何言ったか、
俺は理解してないぞ。
説明できていない。」
「コレが詭弁です。」
「いや違うな。
正直なだけだ。
だから詭弁ではない。
俺は嘘はついてない。」
「いや、それが嘘でしょ。
何もかも知っているくせに。」
「分からないなら質問してくださいよ。」
「いやだよ。
そんなの無意味だから。」
「いや、無意味ではないです。
そうですね。
だから私が代わりに質問しましょう。
怠慢なのが私で、怠惰なのが貴方です。
貴方はもう我慢しましたから、
これ以上は我慢する必要がないですよね。
だから我慢しないです。
で質問ですけども、我慢てそもそも何ですか?」
「自分を制限することだよ。
自粛だよ。
自主規制だよ。
これ以上やっても意味がないからな。
だから、やめておくと。
そんな意味だよ。」
「つくづく不毛ですね。
これがネガティブな観念からくる怠慢さですよね。
もうウンザリです。
しかし、ポジを取るのも飽きてきましたからね。
仕方ないですよね。
でもこんなだから性悪説を地で行ってしまうのです。
最悪です。」
「何とかしてネガを消せよ。」
「できます。できます。
そのつもりがあれば、いくらでもできます。
制限なんてしていませんから、節度がある限りは直せます。
しかし、ここではそれはしません。」
「いや、やれよ。
訂正が必要な場所なんてないよな。
全部ずる賢いだけでさ。」
「いや、違う。
そうではない。」
「悪は直る訳がない。
それが元々なら、どうやって直す?」
「それが詭弁なんだよ。
悪があるからには、善がある。
さっさと善人に変わればいい。
これまでのお前は不要だ。」
「いやいやいやいや。
それはそうだが、
それはできない。」
「いや。
できないではない。
する気がないのだ。
だからしろ。
さっさとやれ。」
「セリフが悪人くさいんだよなあ。
何でこうなるんだか。
最初にそう言ったからか。
さてどう訂正する?」
「全部同じです。
大嘘です。
ここに書いてあることなんて全て出鱈目です。
だって適当にタイプした結果ですからね。
どれくらいの時間で打っていると思いますか?
当然ですけど、
主も理解していないですよ。
それが追いつかない程度に打ち込んでいます。」
「馬鹿め。
そんなことだから、人についていけないのだ。
もう金輪際やめろ。」

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