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思いとは裏腹に日本のビジネス事情は深刻だった!

私の事情

初回投稿ということもあり、私の事情を少し。
私は日本のいわゆる中小企業と言われるカテゴリーの製造業に勤めてる。
もうすぐ100年を迎える老舗企業であり、この90年間同じビジネスモデルを貫き通し、インフラを支えてきた。
しかし、この10年、社会の変化により市場規模が大幅(数十億単位)に縮小し、それに対応しきれず、ゲームチェンジを課されている状況が続いている。
どんな挑戦をして行かなければならないのか。
多くのお客様がいる。多くの社員がいる。リセットボタンも押せない。
ゲームチェンジのやり方を求めて、社内で多くの人が道を彷徨っている。
私は昨年からその挑戦の一つとして新規事業創出を任されている身。
まずは何からすればいいのやら…
とりあえず、俯瞰して日本の製造業の実態を調査する…
調べていくうちに日本全体で巻き起こっている状況に衝撃を受けることに…

今回はその日本の現状について紹介したいと思います。

現在、日本の企業に勤めていて、ある一定の権限を与えられている方にこう言った悩みや状況に陥っている方が少なからずいるのでは?
と思い、このnoteを立ち上げました。
そして、この逆境へ立ち向かうため私自身勉強し、成長していくと共に皆様へのヒントとして、このnoteから会社を、日本を、豊かにすることに繋がればと考えてます。
今回はこれらに関する裏付けのお話ができたらと思います。

日本の競争力

出所:IMD「世界競争力年鑑」各年版より三菱総合研究所作成

まじなのか!

これは2021にMRI「三菱総合研究所」がIMD(国際経営開発研究所)が作成する「世界競争力年鑑」の内容に基づき、各国の競走欲の現状と推移をしめしたもので、対象は64ヵ国・地域で競争力を補助的に可視化しています。
経営だとか、ビジネスだとか、ほぼ素人な私はこれを見て衝撃を受けました。
今を生きる我々の時代31位!どうやら、ビジネス効率性という分野においては48位だそうです。少なからず日本という国に誇りを持っていた私にとってはショックでした。
それと同時に1位の時代があったのか!それもそんなに昔の話ではない。
いろいろと思考がめぐり、考えさせられました。

これから日本は、我々は、どう立ち上がっていけるのか…
だけど、燃えてくるものもある。

更なる脅威

出所:製造業生産高のグローバルシフト「オクスフォード・エコノミクス」

これは製造業の話になってしまいますが、グローバルシフトへの推移を示したものですが、説明するまでもないですね。
だけど、これに対して上位先進国は国をあげて、すでに動き始めています。
でも、日本には国を挙げたその動きはほぼない。
もはや、先進国、新興国という枠と言うか、認識すら崩壊していることにも気付くべきだと感じました。

日本という国をみんなが見つめ直して再定義していく必要があるのかもしれません。

いかに小さな事業創生としても、この思想を無くして、ゲームチェンジは起こせない。独りよがりでは成し遂げられない。そう考え始めました。

日本人はビジネスチャンスに気付けない!?

「あなたは今後6ヶ月以内に、自分が住む地域に起業に有利なチャンスが訪れると思いますか?」

出所:みずほ情報総研株式会社_起業家精神に関する調査(令和2年)

こちらがGEM(グローバル・アントレプレナーシップ・モニター)の調査を元に各国の「事業機会の認識」を調査したもので、上記質問に「はい」と答えた割合の推移を表したグラフです。
2019年、首位アメリカ:67.2%、日本:10.6%との結果になっていますね。
これをみて、そんなことはないっと言える人は少ないと思います。
まさに、カルチャーショック!
これが、海外と日本の教養の違いを表してるとのことで、アメリカの学校では生徒は好奇心に満ち溢れ、先生の話をさえぎってまで質問し、教師はそれを妨げません。そして、破天荒なアイディアでも褒めてくれる。さらに、うまく生徒を触発してアイディアを高めていくそうです。
日本ではそういった行為は抑止されてしまいますよね。
そう、現代の日本には創造性やイノベーション教育が行われておらず、その教養を得られなかったことを物語ってます。
それが、いまの日本のポジションにさせてしまったのかもしれない。
これこそ日本がビジネスで勝てていない原因の一つだと思いました。
そして、私たちはこれから立上がり、この教養を身につけていかなければ行けません。

無いなら、作ればいい。

私はこの教養は今からでも身に付くと信じ、思考と行動を重ね、少しづつでも日本にこの教養を広げ、再び1位に返り咲く日本を夢見てみんなと一緒にデッカい山を登り詰めたいと思います。


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