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日本のバレーボールを変えるのは「アンダーカテゴリ」が鍵

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日本のバレーボールが世界の中で再び輝くとき。代表チームがメダルを獲る、国内リーグが世界レベルをけん引する。そうなるためには、トップカテゴリの育成強化任せではなく、最も重要なのは小…
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#他競技から学ぼう

マイネルの運動質論というものを知って・・・

ドイツの教育学(体育教育学)者クルト・マイネル「マイネルの運動質論」というものに出会いました。 すぐれたスポーツ運動の経過には、ある特徴的に現れてくる8つの運動の質があるとする理論で、8つの運動の質があるのだそうです。 (クルト・マイネル著 金子明友訳『マイネル・スポーツ運動学』大修館書店、1981年) ①局面構造 ― 運動は準備局面、主要局面、終末局面の3分節である ②リズム ― 運動のなかに、緊張と解緊の周期的交替がある ③流動 ― 運動が時間的、空間的、力動的に流れる

やる気がないわけではない、負けたいと思ってやる人などいない

「スポ根」からの脱却をはかる自分の指導観や、中学生へのアプローチは、近年大きく変容したと思っていますが、改めて、こうしてチームを預かる立場で中学生を見ていると、やはりまだまだ「自分自身へのストレス」とどう向き合うかというのが難しいなと感じます。 それはやはり「大会」という「リミット」が迫ることへの焦燥感が絶対あるのだろうと思います。 そのあたりがまだまだ自分には未熟な点です。 他方で、やはり中学生ともなると、彼らの「メンタリティ」というのはとても難しいと感じています。 昔か