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TETSU.co/VBコーチング・レポート

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バレーボールの練習やコーチング、育成についての考察や実践報告などをアウトプットしていきます。
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#スポーツを止めるな

やる気がないわけではない、負けたいと思ってやる人などいない

「スポ根」からの脱却をはかる自分の指導観や、中学生へのアプローチは、近年大きく変容したと思っていますが、改めて、こうしてチームを預かる立場で中学生を見ていると、やはりまだまだ「自分自身へのストレス」とどう向き合うかというのが難しいなと感じます。 それはやはり「大会」という「リミット」が迫ることへの焦燥感が絶対あるのだろうと思います。 そのあたりがまだまだ自分には未熟な点です。 他方で、やはり中学生ともなると、彼らの「メンタリティ」というのはとても難しいと感じています。 昔か

思考を「つなぐ」もの

勉強で成績を上げたいとか、仕事で成果を出したいとか、バレーボールがうまくなりたいとか、チームを勝たせたいとか・・・いろいろなものを考えるときに、私たちは、様々な可能性や要素を分析したりします。 「心・技・体」、「知・徳・体」、「知・情・意」 そういったくくりもあります。 「メンタル・テクニカル・フィジカル・メディカル」 という、分析の眼もあると思います。 「オフェンス・ディフェンス」というくくり方もあります。 バレーボールでは、 サーブ、レセプション、セット、スパイク、ブ

あるべき「楽しさ」、「player」にするとは?

みんな試合本番、「勝負」のために日々懸命に練習しているわけですが、 「遊ぶ」ということをちょっと考える時があります。 部活などの練習の中で「遊ぶ」ことが許される時間、「遊び感覚」が持ちこめる時間、プレーの中で「遊び心」を用いる選手、というのはどれくらいいるのだろうか?ということです。 何か、「遊び」というのが、「真剣」「真面目」「気迫」という態度の対極におかれて、あたかもやってはいけない許されないような空気になることが多いかも・・・と過去の自分を振り返っています。 スポーツ